ネットにつながれば誰もが高等教育を受けられる大規模公開オンライン講座(MOOC)と呼ばれる教育サービスの日本語版。講義ビデオを自分のペースで視聴し、宿題や課題に取り組み、試験にも挑戦できる。水準に達すると教授から修了証をもらえる。大学卒業の資格を得られるわけではないが、米国では修了実績を企業の採用などにつなげる動きもある。
ブレーンバンクとNTTラーニングシステムズ(NTTLS)は17日、ブレーンバンクが運営する四谷学院 で、在籍生を対象にスマートフォンで学習できる教材「スマホ教材」を19日から提供開始すると発表した。「四谷学院の55段階個別指導の教材を再現し、教科ごとに55のレベル別問題をドリルやテストで提供する。
正誤情報や自身の理解度をクラウドで管理するため、間違った問題、不安な問題だけを簡単に抽出して実施でき、短い時間でも効率的に苦手問題を克服できるという。また、学習ステップの進捗や問題の理解度を一目で確認でき、自分の学習計画を設定する機能などにより、計画的で継続的な学習をサポートする。さらに学習管理画面で、学習の進捗やテストの成績などを生徒ごとに把握可能なため、個々の学習結果にあわせたきめ細かな学習指導などに活用できるという。
スマホ教材」概要
「スマホ教材」は、スマートフォン・タブレット・PCに対応するNTTLSの学習プラットフォーム「マナビノプラットフォームサービス(MPS)」を活用し提供するもの。
提供するスマホ教材(10教材)
・英単熟語 暗記マスター
・暗唱英文500
・リスニングマスター
・古文単語 暗記マスター
・日本史 暗記マスター
・世界史 暗記マスター
・数学公式IAIIB 公式200/101
・物理の重点ポイント200
・化学の重点ポイント200
・生物の重点ポイント200
サービス概要
対象者:四谷学院 在籍生
対応端末:スマートフォン・タブレット(Android/ iOS)・PC(Windows/ MacOS)
庫県三田市立高平小学校で2月12日、液タブレット端末を採り入れた公開授業があった。同校は昨年4月から市のIT教育推進事業のモデル校になっており、全児童137人に対して36台のタブレット端末が配られている。
公開授業があったのは2年生と6年生。2年生は生活科の授業で消火器など身の回りにある、命を守る器具を撮影。6年生は、体育の授業でタブレット端末を使った。6年生はチームごとにソフトバレーボールの試合の様子を撮影。その場で映像を再生し、自分たちのミスを直したり、戦術を立てたりするのに役立てた。
タブレット授業公開は佐賀武雄市でも行われ、熊本県で電子黒板を使った公開授業などもあり、ICTを使った授業が増えている。