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株式会社NTTドコモと株式会社EduLabが英語4技能が学べる「English 4skills」の開発・提供に向けた業務・資本提携に合意

Edtech(教育技術)に基づき、各種英語関連システムの開発・運用を手がける株式会社EduLab(東京都港区、髙村淳一代表)と、株式会社NTTドコモ(東京都千代田区、吉澤和弘代表)は、「読む」「聞く」「話す」「書く」の英語4技能を学べるサービス「English 4skills™」の開発・提供に向けた業務・資本提携について、合意したことを発表した。

近年、大学入試を中心に、英語4技能を総合的に測定する外部試験の活用がひろがっている。2020年度に大学入試センター試験に代わり導入される新テストでも英語4技能を測定する方向性が示されている。

「English 4skills」は、スマートフォンやタブレットを利用して、英語4技能の学習だけでなく、技能ごとの実力を測ることができるサービスで、2018年春から提供予定。

京進 新社長に福澤一彦氏

株式会社京進(京都市下京区)は6月12日、白川寛治社長に替わり、福澤一彦常務が代表取締役社長に就任する旨を発表した。就任は8月24日。なお、白川寛治社長は相談役に就任する。 また、現代表取締役会長の立木貞昭氏は現職を継続する。

福澤一彦氏(ふくざわ・かずひこ)同志社大卒。76年電波新聞社。大阪公文数学研究会(現公文教育研究会)などを経て03年京進へ。05年取締役、16年8月から常務。65歳。滋賀県出身。

宮城県仙台市にIT・ものづくり学習の「コンパス・プログラミングスクール」開校

宮城県仙台市内の情報サービス・ICT教育・建設業の起業家たちで構成される一般社団法人マジカルコンパス(宮城県仙台市:高野裕之代表 )を2017年4月設立した。マジカルコンパスはプログラミング教育の指導者育成事業と、子ども向けプログラミング言語&プロダクトを教材にしたSTEM/STEAM教育事業を実施する。宮城県仙台市太白区長町に「ComPath Programming School」を2017年8月に開校する。

マジカルコンパスの事業は
・プログラミング教育の指導者育成事業
2020年小学校のプログラミング教育必修化に向け課題となっているプログラミング教育に関わる指導者の人材育成を実施。
また、行政・教育機関へのプログラミング教育コンサルティングも実施する。

・STEM教育 / STEAM教育事業
コンパス・プログラミングスクールでは子ども・小中学生向けのIT・ものづくり学習を実施する。
以下にご紹介するプログラミング言語やプロダクトを教材にし、STEM教育 / STEAM教育を体験するレギュラーのスクールとワークショップを開催していきます。
STEM教育 / STEAM教育はScience(科学)、Technology(技術)、Engineering(工学)、Arts(芸術)、Mathematics(数学)に力を入れる教育のこと

1>タミヤロボットスクール:
株式会社ナチュラルスタイルが株式会社タミヤと共同で開発したスクールカリキュラムを、プログラミングコースとメカニックコースの特色ある2つのコースで運営。
「タミヤロボットスクール」は2018年4月開講を予定、「テスト体験会」を2018年6月から随時開催予定。

2>Scratch(スクラッチ):
Scratchは、MITメディアラボが開発した初心者が最初に正しい構文の書き方を覚えること無く結果を得られるプログラミング言語。

3>littleBits(リトルビッツ):
磁石で電子回路をつないで電子工作を行うことを通して、電子回路を楽しく学べるキット。

4>IchigoJam(イチゴジャム):
すべてのこどもにプログラミングのきっかけを提供する1500円から買えるこどもパソコン。

5>Strawbees(ストロービーズ):
他にも様々な工作キットやドローンなども提供予定。

「ひとり親世帯の中3に塾支援 共笑基金の安念さん」  朝日新聞6月2日富山版に掲載

朝日新聞は6月2日、富山版に「ひとり親世帯の中3に塾支援 共笑基金の安念さん」のタイトルで「共笑(ともえ)基金」についての記事を掲載した。この基金の設立者安念正義さんについては「私塾界」5月号で「塾に通えない子供を支援する『共笑基金』」の見出しで紹介済みであり、記憶に残っている読者も多いことと思う。

 「みんなが笑顔で生活できる社会になってほしい」の意味を込めて安念死が名付けた「共笑基金」については「私塾界」なり朝日新聞の記事を読んでいただくとして、安念氏の経歴について追記する。安念正義氏(76)「神戸大卒、神戸新聞社勤務、ワシントン大学卒、奥さんの故郷、砺波で塾を開業する」。いまは支援活動の現在進行形だそうである。

「安心塾バイト認証制度」開始から2ヶ月、個別指導学院フリーステップの在籍講師数が過去最高に

公益社団法人全国学習塾協会がはじめた「安心塾バイト認証基準」に適合するマネジメントシステムが構築されている学習塾事業者として、今年3月13日に認証を受けた株式会社成学社は、同社が運営する個別指導学院フリーステップのアルバイト講師の4月と5月の応募数に変化があったことを明らかにした。

厚生労働省が発表する求人倍率は1.75倍(2017年3月分の有効求人倍率)と採用環境が厳しい中、株式会社 成学社が運営する個別指導学院フリーステップの、非常勤講師募集は好調。在籍講師数も5月17日時点で、昨年比、118.3%となり、同時期過去最高を記録した。その背景には「『安心塾バイト』認証があるのでは?」と同社の人事担当者は予測する。

第三者機関からの認定を取得することで、従業者、求職者のみならず、学習塾を利用する生徒とその保護者が安心できる事も評価に繋がる。

 

【安心塾バイト認証制度とは】
2015年12月25日、厚生労働省が文部科学省と連携して学生アルバイトの多い業界団体に向けて労働基準関係法令の遵守のほか、シフト設定などの課題解決に向けた自主的な点検の実施を要請。公益社団法人全国学習塾協会は、厚生労働省が定める『学生アルバイトの労働条件に関する自主点検表』に沿って、「安心塾バイト認証基準」を策定。これに適合する、マネジメントシステムのPDCAサイクルが構築されているかを同協会判定委員会が認否。審査に合格した事業者を『安心塾バイト認証事業者』とする認証制度のこと。

 

安心塾バイト認証、運営はじまる 全国学習塾協会が認証基準を公表

>>「安心塾バイト認証制度」に関する詳細記事へ

2020年大学入試改革、英語4技能に対応 人工知能による英語ライティング自動採点機能を搭載 先生1人で200名の生徒のライティング指導が可能に

Institution for a Global Society株式会社(東京都渋谷区、福原正大代表)は、現在スーパーグローバルハイスクール(SGH)や国際バカロレア認定校を中心に、13校で導入されている英語4技能の成長を支援する英語4技能 eLearning システム「e-Spire(イースパイア)」を、2020年大学入試改革への対応を強化するため、人工知能による英語エッセイの自動採点機能を搭載し、全面リニューアルする事を発表した。

これまで、教員が一週間あたりに要していたエッセイの採点作業400分が、e-Spire自動採点により100分ほどに削減できるため、1クラス(50名想定)の添削作業に要していた時間で、200名の指導が可能になるという。

e-Spireは、中高生・大学生の英語ライティング力を飛躍的に向上させるというビジョンを掲げ、2018年度末までに、中高・大学で50校の導入を目指すほか、学習塾や予備校への提供も順次開始する予定だ。

 

■ライティング自動採点機能の利用方法

生徒側
①生徒が英語のエッセイを入力後、「回答する」ボタンをクリックすると、文法・スペルミスが黄色く
ハイライトされ、それぞれの修正ポイントを人工知能が提案をする。

②修正の方向性が明確になるように、語数が足りているか、単語レベルが十分か、テーマと沿った単語が使用されているか、といった点のフィードバックを表示。

③総合評価でAにならないと先生にエッセイを提出することができない仕組みになっている。自分自身で考えながらクオリティを高めていく習慣が身につく。

教員側
④総合評価がAに達したエッセイだけを採点するため、採点時間の短縮につながる。

⑤クラウド上でフィードバック&振り返りができるので、きめ細やかな指導が可能になる。

■総合評価A 判定のみが表示

【特別研修会】入試過去問を活用したアダプティブラーニング実践法を公開 私塾界リーダーズフォーラム(6月12日)終了後に同会場で10社限定

「【特別研修会】入試過去問を活用したアダプティブラーニング実践法 〜KAWASEMI Liteで受験力をつける〜」

私塾界と英俊社は、6月12日(月)に開催する私塾界リーダーズフォーラム終了後に同会場で「KAWASEMI Lite」の入試過去問を活用したアダプティブラーニング実践法について、10社限定の特別研修会を共同開催します。

既にリーダーズフォーラムに申し込まれている方は、Eメールでinfo@shijyukukai.co.jp宛に「6月12日 特別研修会参加希望」のタイトルで、所属・氏名をご連絡ください。

リーダーズフォーラムへの参加申込みがお済みでない方は、申し込みフォームの「備考欄」に「6月12日 特別研修会参加希望」を明記してください。

参加希望者多数の場合は抽選とさせていただく場合がございますので、予めご容赦ください。

 

《日時と場所》

2017年6月12日(月)15:00~16:00

御茶ノ水ソラシティカンファレンスセンター・2階 テラスルーム

講師 吉村 邦弘先生 株式会社中萬学院 CG啓明館事業部長補佐
横浜駅東口スクール室長

※この特別研修会の参加には事前登録が必要となります。上記方法でお申し込みください。
※10社限定での特別研修会となります。参加希望者多数の場合は抽選とさせていただく場合がございますので、予めご容赦ください。

サクシード 中学校・高校への部活動指導員の派遣・紹介事業を開始

教育・福祉業界の人材派遣・紹介事業、家庭教師派遣事業、個別指導塾の運営事業を手がける株式会社サクシード(東京都新宿区、高木毅社長)が、全国の中学校・高校への「部活動指導員」の派遣・紹介サービスを、5月26日から開始した事を明らかにした。

顧問不足が原因で存続が危ぶまれる部活動が増えていることや、経験のない分野の顧問をせざるを得ないといった問題や部活指導の負担が増えることで、教員の本来業務である「授業」に集中できていないなどの問題を解決すべく、サクシードは、学校や自治体など教育分野での人材派遣・紹介事業において培ってきた人材確保やマッチングのノウハウを最大限に活用し、指導者不足に悩む全国の中学校、高校に対して部活動指導員を派遣・紹介するサービスを開始した。

中高生向けの「情報モラル」特別授業 アオイゼミとグリーが無料ライブ配信

30万人の中高生が利用するスマホ学習塾「アオイゼミ」は、大手インターネット企業のグリーと共同で、5月30日(火)17:30~18:30に、中高生向けの「情報モラル」特別授業として『大人を黙らせるインターネットの歩き方』を無料ライブ配信する。

今年3月に内閣府から発表された調査(青少年のインターネット利用環境実態調査)によると、中学生の51.7%、高校生の92.9%がスマートフォンを所有しており、高校生の72.1%がスマートフォン(スマホ)で毎日2時間以上インターネットを利用しているといい、スマホやインターネットが身近になり、生活が便利になる一方で、ツイッターやLINEなどのSNSでは未成年者からの投稿による炎上や誹謗中傷などのトラブルが絶えない。また、教育や健康、精神衛生の面においてネット上に溢れる様々な情報により、スマホやインターネットそのものが必要以上に有害視される場合もあり、情報リテラシー教育の必要性が求められているのも確かだ。

そこで、全国の中高生がインターネットの正しい考え方や知識、使い方を身につけられるようにと、アオイゼミとグリーが共同で「情報モラル」の特別授業を無料でライブ配信することを決めた。この授業は、中高生のみならず、保護者にもご参加を呼びかけ、「家庭内でスマホやインターネットの使い方について議論するきっかけにしてほしい」をアオイゼミの石井貴基代表は話す。

アオイゼミは、学習塾の授業のほかにも、キャリア教育や情報リテラシーに関する特別授業を配信することで、生徒の将来に対する視野を広げ、意識を高められる総合的な教育に力を入れている。また、グリーも全国各地の教育現場などでインターネットを安心安全に使えるようにするための啓発活動を行ってきており、今回は生放送による双方向コミュニケーション型の授業を実現することで、「全国の中高生とともに楽しく理解を深めていきたい」(石井氏)としている。

授業の内容は、書籍『大人を黙らせるインターネットの歩き方』(筑摩書房)から、大人の心配を「スマートに吹き飛ばす」、「スマホばっかりやっていると、アタマが悪くなるわよ」と言われたら?、「ネットの情報なんて、ウソばっかりで信用できないよね」と言われたら?、「SNSは簡単に『なりすまし』できるから危ないよね」と言われたら?、などのテーマを取り上げ、講師にグリー株式会社 安心・安全チームの小木曽 健氏、司会に株式会社葵 代表取締役の石井貴基氏を迎えて配信される。視聴は、アオイゼミの公式サイトもしくは、アオイゼミ公式アプリ、ニコニコ生放送、FRESH! by CyberAgentから、ユーザー登録をすることで無料で見ることができる。

東京個別指導学院 フィンランド議会教育文化委員会とのディスカッションを実施

ベネッセグループの株式会社東京個別指導学院(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:齋藤 勝己)は、フィンランド大使館からの要請で、2017年5月23日(火)に目黒教室(東京都品川区)にて、フィンランド議会教育文化委員(総勢9名)と日本の教育サービス産業に関するディスカッションを実施した。

フィンランド議会教育文化委員会は、文部科学省、大学、小学校等を見学し、民間の教育事業者としては、東京個別指導学院を見学。外部評価であるオリコン日本顧客満足度の受賞状況や、ベネッセグループの一員であることが選定された理由だ。
 当日は、目黒教室の授業の様子を見学し、東京個別指導学院の進路指導センター長、教育事業本部第一事業部長が、日本の教育制度・受験制度の概略、日本における塾の必要性を説明した。
フィンランド議会教育文化委員のからは、
・塾に通う子どもの割合
・塾での勉強時間
・2020年教育制度改革の状況と現状
・貧困層に対する塾のかかわり方
・日本の教育の課題や展望について
といった多数の質疑があり、熱のあるディスカッションを行なった。