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大英博物館が所蔵する文化財の高精細複製品を文化財活用センターへ寄贈 「平家物語 一の谷・屋島合戦図屏風」を制作

特定非営利活動法人 京都文化協会(以下 京都文化協会)とキヤノン株式会社(以下 キヤノン)が共同で取り組んでいる「綴(つづり)プロジェクト」(文化財未来継承プロジェクト)の第11期作品として、大英博物館所蔵の「平家物語 一の谷・屋島合戦図屏風」の高精細複製品を独立行政法人 国立文化財機構文化財活用センター(以下 文化財活用センター)へ寄贈し、東京国立博物館にて公開をすることがわかった。

平家物語 一の谷・屋島合戦図屏風(左)

平家物語 一の谷・屋島合戦図屏風(右)

「平家物語 一の谷・屋島合戦図屏風」は、江戸時代(17世紀)の作品。平家の滅亡を導いた2つの戦いが両隻に描き分けられており、右隻は、寿永3年(1184年)2月、源義経らの率いる源氏が平家のこもる摂津福原に奇襲をかけた「一の谷合戦」、左隻は、翌年の文治元年(1185年)2月、屋島によった平家が源氏に追われ、志度浦(しどうら)に逃れる「屋島合戦」です。義経のひよどり越えの場面や那須与一の挿話など、「平家物語」によって親しまれてきたいくつもの名場面が両隻に描かれ、確かな画面構成力と緻密な描写力を備えた有力な画人の手によるものと考えられている。

「綴プロジェクト」では、今期(※)の作品より、複製品の制作過程で使用するカメラやレンズなどの機材を刷新し、これまで以上に高精細な複製品(本作品の画像データの総画素数は約54億画素)を実現している。

作品のオリジナルは現在、大英博物館に所蔵されている。その高精細複製品を文化財活用センターに寄贈することで、日本絵画の名品の“里帰り”が実現する。

■ 寄贈作品は東京国立博物館で公開

作品は、2018年12月2日まで、東京国立博物館で展示される。
また、「綴プロジェクト」第11期「平家物語 一の谷・屋島合戦図屏風」の活動に関する記録映像も展示場所およびキヤノンのホームページ(global.canon/ja/tsuzuri/movie.html)で公開している。

第97回あしなが学生募金、10/20から全国200か所で実施

あしなが育英会(東京都・千代田区 玉井 義臣 会長)の大学・専門学校奨学生を中心に組織されるあしなが学生募金事務局は、10月20日(土)から全国200か所の街頭で、日本とアフリカの遺児の奨学金を募る「第97回あしなが学生募金」をおこなった。
あしなが育英会は経済苦から進学を諦める遺児の「進学の夢」を守るべく、18年4月に返還の必要がない給付型奨学金(高校月2万円、大学月3万円)を新設した。
9月の調査では、3割を超える奨学生が「給付型奨学金ができたおかげで進学することができた」と回答したことから、給付型奨学金が遺児進学のカギであることが明らかになった。
今まで以上に多くの遺児の進学が可能になる一方で、あしなが奨学金はすべてをご寄付で運営しているため、年42 億円(18 年度必要額。17 年度は22 億円)の奨学金財源の確保は深刻な課題だ。

N高、「eスポーツ部」を発足

学校法人角川ドワンゴ学園「N高等学校」は、2018年10月2日、コンピューターゲーム競技に取り組む「eスポーツ部」を発足した。オンラインを通じて活動を行う「ネット部活」として活動してきた「サッカー部」と「格闘ゲーム部」が合流し、新たにバトルロイヤルゲーム「Fortnite」なども活動競技に加え、各ゲーム競技の第一人者やプロチームなどによる指導のもと、様々なeスポーツ競技にも挑戦していく。また、メンズファッションブランド「VANQUISH」がデザインをする「eスポーツ部」のユニフォームも決定した。

eスポーツ(Electronic Sports:エレクトロニック・スポーツ)は、対戦型のコンピューターゲームを競技種目として扱う際の名称で、競技人口は世界で1億人を超えると言われる注目の競技。特にここ数年の盛り上がりは大きく、2022年に中国・杭州で開催される「第19回アジア競技大会」で公式競技としての採用が発表され、日本国内においても、2019年に茨城で開催される「第74回国民体育大会」の文化プログラムとしてeスポーツの大会が開催される予定。

画面付きスピーカー12月発売へ アマゾン

米インターネット通販大手アマゾン・コムは9月20日、音声を使った人工知能(AI)サービス「アレクサ」に対応したスピーカー「エコー」の新製品を発表した。10.1インチの画面を搭載した「エコーショー」などを日本でも発売する。年末商戦に向けて品ぞろえを充実させ、米グーグルに対抗する。 「エコーショー」は2万7980円で、21日から予約を受け付け、12月12日に発売。音楽再生や動画視聴のほか、ネット閲覧もできる。

 価格を抑えた「エコードット」が5980円、上位機種「エコープラス」は1万7980円。音質を高めた。低音専用スピーカーのサブウーファー「エコーサブ」は1万5980円。いずれも9月21日から予約を受け付け、10月30日に発売する。

“ギネス世界記録認定のカブトムシ登場” “みんなで世界一を目指そう!” 1日限定『哀川翔の世界一カブトムシ飼育教室』

長崎・ハウステンボスでは、「昆虫アニキ」で知られる俳優・哀川翔さんを招き、1日限定“哀川翔の世界一カブトムシ飼育教室”を10月6日(土)に開催する。会場では、カブトムシを知り尽くしている哀川翔さん自ら、世界一大きいカブトムシの育て方を紹介。さらに、外国産の珍しい成虫見学や、天然の約100匹のクワガタに直接触れることができる。またイベント終了後には哀川さんと全員で記念撮影。カブトムシ好きな子供はもちろん、かつてカブトムシ好きだった大人たちも大興奮間違いなし!“命の大切さ”を一緒に学び、絆が深まる「親子で学び楽しむ機会」として、家族で思い出に残るイベントへとなっている。

【イベント概要】
■開催日:2018年10月6日(土)
■時間:①13:00~14:00、②15:00~16:00、③17:00~18:00
※開場は開始30分前からとなります。
※各回500名限定となります。
※開始30分前より、お子様に直接、哀川翔さんへの質問を書き込んでいただきますので、お早めにご入場ください。
■会場:ハウステンボス内 タワーシティプラザ
■参加費:無料 ※ハウステンボスの入場券をお持ちの方はどなたでも参加いただけます。
■事前申し込み:こちら ⇒ https://www.huistenbosch.co.jp/forms/beetle/
※事前予約は、お席が必要な小さなお子様もご予約ください。
また、会場でのお席の確保は行いますが、席は自由席となります。
※事前予約を優先とし、当日空きがある場合は、参加いただけます。

「数学甲子園2018」本選に出場する 全36チームが決定 9月16日(日)に数学日本一を決める本選を東京で開催

公益財団法人日本数学検定協会(東京都・台東区 清水 静海 理事長)は、「数学甲子園2018(第11回全国数学選手権大会)」(後援:文部科学省、協力:日本公認会計士協会、東京電機大学、株式会社JTB)の予選を、2018年7月29日(日)から8月3日(金)の6日間、東京都・愛知県・大阪府のほか全14都道府県で行い、その結果、予選を突破した36チーム(31校159人)が決定した事を発表した。

■「数学甲子園2018」開催要項
大会名称    :数学甲子園2018(第11回全国数学選手権大会)
主催      :公益財団法人日本数学検定協会
後援      :文部科学省
協力      :日本公認会計士協会、東京電機大学、株式会社JTB
本選(事前)開催日:2018年8月30日(木)~9月1日(土)の3日間
本選(事前)会場 :本選進出チームの学校内または現地施設
本選開催日   :2018年9月16日(日)
本選会場    :御茶ノ水ソラシティカンファレンスセンター
         ソラシティホール(東京都千代田区)
賞       :○優勝(=文部科学大臣賞)/1チーム
          …賞状、優勝カップ、優勝旗(数鷲旗)、メダル、副賞
         ○準優勝/1チーム…賞状、記念トロフィー、メダル、副賞
         ○敢闘賞/1チーム…賞状、記念トロフィー、メダル、副賞
         ○入賞/4チーム…賞状、副賞
         ○特別賞(日本公認会計士協会賞)/1チーム…賞状、副賞
         ○特別賞(林家久蔵賞)/1チーム…賞状、副賞

社会課題をテクノロジーで解決する人々の輪を広げるコンテスト「SOCIAL FIGHTER AWARD」 1次審査通過6作品を発表

株式会社LITALICO(東京都・目黒区 長谷川 敦弥 代表取締役社長)が開催している、テクノロジーの力で社会課題にアプローチしていく課題解決型コンテスト「SOCIAL FIGHTER AWARD(ソーシャルファイターアワード)」は、「学校」をテーマにした第一弾の1次審査を実施し、最終審査会に進むファイナリスト6作品を選出した。6作品の制作者・チームがプレゼンテーションを行う最終審査会は9月17日(月・祝)に、東京・品川の日本マイクロソフト株式会社で開催する。

「SOCIAL FIGHTER AWARD」公式サイト: https://socialfighter.jp/

■ 「SOCIAL FIGHTER AWARD」
リタリコは「社会課題をテクノロジーで解決する」ことを新たな挑戦として掲げ、2017年4月より発達障害のある子どもを支援するスマートフォンアプリの配信を世界150以上の国と地域で開始。これまでに8タイトルを配信、シリーズ累計ダウンロード数は100万を超えており、世界中で利用されている。

アプリの提供を通じて、国内のみならずグローバルからもこうしたプロダクトが求められていることを感じる一方、教育・福祉の領域にはまだ解決されていない社会課題が多くあり、解決に向けてテクノロジーの力が有効に使われているサービスはまだまだ少ないと考えている。

世の中の困り事を一つでも多く、早く解決するためには、技術の力を活用した社会課題解決の輪を広げていくことが重要と考え、テクノロジーの力で社会課題に立ち向かう人を「SOCIAL FIGHTER(ソーシャルファイター)」と定義し、多くの人々によって社会課題がゼロの世界を目指すコンテスト「SOCIAL FIGHTER AWARD」を開催することとなった。コンテストの開催により「課題・アイデア」と「テクノロジー(技術)」が出会い、様々な社会課題(ビジネスシーズ)と技術(テクノロジー)が掛け合わされる場をつくることで、社会が前進する環境をつくることを目指す。

■ 141作品の応募から、1次審査を行い6作品のファイナリストを選出
初回の開催となった今回は、「学校にある課題を攻略せよ」をテーマに、4月5日から7月31日まで応募を受け付け、当初の想定を上回る141作品の応募があった。ひとつずつの応募作品に対し、「IMPACT(独自性の高さ・驚きやワクワクがあるか)×TECHNOLOGY(技術の凄さ・完成度の高さ)×POSSIBILITY(課題に対する実現性・応用可能性の高さ)」の3つの視点で一次審査を実施し、ウェブサービスやVR、ARの仕組みを活用したものなど、ユニークな6作品を最終審査に進むファイナリストとして選出した。

■ 豪華審査員が参加する最終審査プレゼンを9/17(月・祝)開催 一般聴講を受付中
ファイナリスト6作品の制作者・チームは、日本マイクロソフト株式会社で9月17日(月・祝)13:30より開催する最終審査会でプレゼンテーションを行い、最優秀賞に当たる「BEST OF SOCIAL FIGHTER賞」と部門賞を決定。最優秀賞には賞金100万円が贈られる。この最終審査会には一般の方の聴講も可能となっている。教育分野に関心のあるエンジニア・クリエイターの方や教育現場にITの技術を取り入れたいとお考えの方など、関心のある方はどなたでも参加可能で、聴講者投票で決まる部門賞への投票権も与えられる。参加希望の方は公式サイト(https://socialfighter.jp/)内の応募フォームから。

<SOCIAL FIGHTER AWARD最終審査会 開催概要>
日時: 9月17日(月・祝) 13:30~17:30(13:00開場)
会場: 日本マイクロソフト株式会社 品川本社(東京都港区港南 2-16-3 品川グランドセントラルタワー)
聴講参加定員: 250名(先着順)
聴講参加費: 無料

詳細スケジュール(予定):
13:00 開場(受付開始)
13:30 オープニング
13:40 アワード企画趣旨・これまでに開催した関連イベントのご紹介
14:30 最終審査プレゼン
17:15 結果発表・講評
17:30 終了

キッズデザイン協議会 さまざまな社会課題を「子ども視点」で解決 「第12回キッズデザイン賞」受賞作品252点を発表

特定非営利活動法人 キッズデザイン協議会(東京都・港区虎ノ門 山本 正已 会長)は、8月24日(金)に子どもの安全・安心と健やかな成長発達に役立つ優れた製品・空間・サービス・研究活動などを顕彰する「第12回キッズデザイン賞」の受賞作品 252点を、発表した。

2007年の創設以来、「すべての子どもは社会の宝であり、私たちの未来そのものです。」を基本方針に掲げ活動を継続してきた。今回も全国の企業だけでなく、自治体や教育機関・NPOなど様々な団体から応募いただき、累計で応募数は4,549点、受賞数は2,705点となった。

今回は新カテゴリーとして近年増加傾向にあった「アプリケーション・サービス」を独立させ、共働き家庭や不安になりがちな妊娠時期をサポートするサービスなど多数の応募があった。

◆「アプリケーション・サービス」カテゴリーを新設
第12回となる今回、新カテゴリーとして「アプリケーション・サービス」を新設。教育・子育ての分野でのICTの活用が進み、子育て世代に役立つモバイル・アプリや子ども・子育ての世代に役立つ様々なサービスの応募が年々増加しており新設に至った。

◆企業と地域が連携 注目が集まる地域理解・地域交流の取り組み
個人や企業が取り組む地域交流が浸透する中で、近年は企業と自治体による連携が加速し他の自治体や地域でも展開可能な課題解決型の先進例となる取り組みの応募が複数見受けられた。

◆最近注目されているSTEAMなどAI時代に対応した教育プログラム
2020年度、小学校で必修化となる「プログラミング教育」をきっかけに、教育分野で今話題のSTEAM(Science、 Technology、 Engineering、Art、Mathematicsの略)に基いた教育プログラムの応募があった。自らイノベーションを生み出せる、創造性豊かな人材を育成する新たな教育手法に注目が集まっている。

◆保育園や幼稚園の応募は昨年に続き応募増加
待機児童問題を解消すべく全国で保育施設の新設が進んでおり、今回も多くの保育園や幼稚園の応募があった。都市の限られた条件の中で、子どもが健やかに育つ環境づくりや、子どもの身体的発育を促す工夫のある施設などが受賞した。

◆最優秀賞などの発表・表彰式 ※詳細後日発表
日程:9月25日(火) 場所:六本木アカデミーヒルズ
本日の受賞作品の中から、最優秀賞「内閣総理大臣賞」など優秀作品を発表、表彰式を行う。

※これまでの受賞作品をWebで閲覧可能。
URL: http://www.kidsdesignaward.jp/search

延べ参加者約3,000名 ラグビーを小学生と一緒に盛り上げる「AIG Tag Rugby Tour」を三大都市にて開催

AIGジャパン・ホールディングス株式会社(以下、AIG ジャパン)は、今年で6年目となる小学生を対象としたタグラグビー教室「AIG Tag Rugby Tour」を、今年は東京、名古屋、大阪の3箇所で開催する。AIG ジャパンと日本ラグビーフットボール協会(以下、JRFU)は、このタグラグビー教室を通じて、大きな国際大会の自国開催を前に、ラグビーの魅力を子どもたちに伝え、ラグビーの競技人口増大を支援していく。

AIGジャパンは、2013年より日本ラグビーフットボール協会(以下、JRFU)の「ジャパンラグビー グラスルーツパートナー」として、グラスルーツ(草の根)レベルでのラグビー普及を支援している。その取り組みの一つである「AIG Tag Rugby Tour」は、JRFU協力のもと、子どもたちにラグビーの魅力を伝えることを目的に小学1年生~6年生を対象に、毎年全国各地のトップリーグの試合会場でタグラグビー教室を実施しており、過去の参加者は延べ約3,000名となった。

「AIG Tag Rugby Tour」は、子どもたちがラグビー元日本代表のレジェンドや現役トップリーグ選手と一緒に楽しめるタグラグビー体験と、トップリーグの試合観戦で構成している。タグラグビーは、ラグビーと違いタックルがなく、誰でも気軽にプレーできることから、学校教育や地域スてもすぐにグループで仲良く楽しめる内容になっており、ひとりでも多くの小学生の参加を期待している。

■AIGタグラグビーツアー2018について
以下の3箇所で実施する。

申込方法等詳細はトップリーグオフィシャルウェブサイト内の
 下記AIG Tag Rugby Tourページまで。
 http://www.top-league.jp/2018/08/23/aig-tag-rugby-tour-2018-2019/

ドラマ「みかづき」森絵都さんと高橋一生さん、永作博美さんとの記者会見開催

去る2018年8月21日、東京文京区の島薗邸にて、NHKドラマ「みかづき」の記者会見が行われた。
 原作者である森絵都さんと、大島吾郎役の高橋一生さん、大島千明役の永作博美さんが取材に訪れた大勢の記者の前で、ドラマ「みかづき」について和やかに語った。
 会見場所となった島薗邸は、劇中で吾郎の書斎となる。
 会見内容については、続報する。

「みかづき」森絵都さん、高橋一生さん、永作博美さん

左から森絵都さん、高橋一生さん、永作博美さん

■ドラマ「みかづき」
2019年1月スタート、毎週土曜日、連続5回、NHK総合で放送予定。
原作は2017年中央公論文芸賞、2017年本屋大賞2位、の『みかづき』(集英社刊、森絵都著)。
脚本は水橋文美江さん、音楽は佐藤直紀さん、演出は片岡敬司さん。
出演は高橋一生さん、永作博美さん、工藤阿須加さん、大政洵さん、風吹ジュンさん、壇蜜さん、黒川芽以さん他。
制作統括は、陸田元一さん、黒沢淳さん、高橋練さん。
森絵都さん原作の『みかづき』の執筆前から協力させていただいていた私塾界待望の映像化。