Category: 塾ニュース|地域教育

学研プラス 奈良市内全ての市立中学校の生徒を対象に、一人一台端末で外国人講師と英会話レッスンができる『学研オンライン英会話 for School』を一斉開始

 株式会社 学研ホールディングス(東京・品川、宮原 博昭 代表取締役社長)のグループ会社、株式会社 学研プラス(東京・品川、影山 博之 代表取締役社長)は、奈良市教育委員会よりオンライン英会話事業を受託し、グローバル人材育成の支援事業を開始した。

 奈良市立春日中学校での利用の様子奈良県及び奈良市では、県と市が連携し、教育分野のデジタル化に向けたGIGAスクール構想にいち早く着手し、全国でも最速で一人一台端末が導入された。英語教育を通して、「奈良から世界に発信できるコミュニケーション能力の育成」をめざす奈良市では、一人一台のChromebook端末と校内Wi-Fi環境を活用して、外国人講師との相互通信を行い、英会話のレッスンを授業内で行う『学研オンライン英会話for School』を実施。この事業を通して、生徒一人ひとりに生きた英語を話す機会を確保し、積極的にコミュニケーションを取ろうとする姿勢を育成することで、英語への興味・関心を高めるとともに、国際社会で活躍できるグローバル人材の育成をめざしている。

 2020年度は、奈良市内全21の中学校の生徒を対象に、生徒2名に対し1名の外国人講師と25分間の英会話レッスンを実施する。レッスンでは学習指導要領に対応した教材が使用されている。

食品ロス削減「フードパントリー」イベント、杉並区内25拠点の子ども食堂ネットワークで順次開催

 待機児童問題を始めとした子育て支援を行うこどもコワーキングbabyCo(東京・杉並区、曽山 恵理子 代表)は、2020年10月20日、杉並区社会福祉協議会(東京・杉並区、髙 武征 代表)と食材提供事業者である食文化(東京・中央区、萩原 章史)を仲立ちし、杉並区内の子ども食堂ネットワークへコロナ禍の給食中止による余剰食材の提供機会に貢献した。11月18日(水)には、食品ロス削減及び子育て家庭支援のため、保存食を中心とした余剰食材をbabyCoが運営するコワーキングスペースで無償配布する。

  • babyCo開催予定のイベント
タイトル【無料で食材配布】すぎなみ子育てフードパントリー
開催日時2020年11月18日(水)11:00~12:00
開催場所こどもコワーキングbabyCo(東京都杉並区上荻1-24-10 藤野ドエル402号室)
参加できる方新型コロナウィルス感染症対策による生活の急変で、生活に不安を感じる子育て中の保護者やその子ども
タイトル【幼・保・小連携教育と「小1の壁」】杉並の子育て講座
開催日2020年12月12日(土)
開催場所こどもコワーキングbabyCo(東京都杉並区上荻1-24-10 藤野ドエル402号室)
参加できる方育児をしながらの働き方、保育園・幼稚園や小学校の入園・入学について悩んでいる方

介護や保育、障がい福祉等の現場と学生をつなぐ「社会福祉HERO’Sスクール」オンライン授業スタート

 全国社会福祉法人経営者協議会(東京・千代田)は、社会福祉の第一線で活躍する若手職員を表彰するイベント、「社会福祉HERO’S TOKYO」を毎年開催している。
 コロナ禍によって福祉現場におけるインターンシップや見学、実習等を行うことができていない状況を考慮し、2019年度に開催した同イベントの受賞者が、大学、専門学校等において、現場の実践の魅力などをオンラインで伝える「社会福祉HERO’Sスクール」をスタートした。
 本年度はトライアル期間中につき費用は「無料」、また、社会福祉関係以外の大学、専門学校等のオンライン授業についても対応する。


対 象 大学院、大学、短期大学、専門学校、高校、中学校等で今年度中に実施される授業等

費 用
 無 料

申込締切等
 2020年12月18日(金)※本年度はトライアルにつき、10校程度で実施予定

実施例
※「オンライン」形式で対応(集合・対面形式の実施は不可)
※具体的な内容等については打ち合わせを行い、実施

  • 社会福祉関係の各専門職養成カリキュラムとして位置付けられている科目の授業
  • 一般大学等において位置付けられている社会福祉、SDGs関係の授業
  • その他(各学校において実施される就活イベント、オープンキャンパス、ゼミ、学園祭など)

A大学において実施したプログラムに参加した学生の声

  • 『福祉』や『地域共生社会』など、教科書に出てきた言葉の意味が、生の声を聞くことで明確になった!
  • コロナ禍で福祉の現場に行けない私たちが、リアルな現場に触れられる貴重な機会だと思った!
  • チャットでコメントした質問について、その場で答えてくれるなど、オンラインならではの授業で、集中することができた!
  • 社会福祉ヒーローズのみなさんに直接会って福祉の現場に触れたいと思った!

キユーピー株式会社 初のオンライン社会科見学を実施。挙母工場や神戸工場などで今秋から

 キユーピー株式会社(東京・渋谷区、長南 収 代表取締役 社長執行役員)は、9月16日(水)に挙母工場(愛知県豊田市)で初めてオンライン社会科見学を実施した。当日は、豊田市立小原中部小学校4年生が参加した。10月からは、神戸工場(兵庫県神戸市)や鳥栖工場(佐賀県鳥栖市)でも近隣の小学校を対象に、オンライン社会科見学を開始する。

 キユーピーは、新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため工場見学を休止している。例年、秋には社会科見学として多くの小学生がキユーピーの工場を訪れるが、今年は来場できないため、オンラインでの社会科見学を始めた。

 オンライン社会科見学では、Web会議サービスを利用し、小学校の教室と工場をつなぐ。9月16日(水)には、従業員が挙母工場からマヨネーズ・ドレッシングの製造工程や品質を守る工夫を伝え、小原中部小学校の教室にいる4年生8人とオンラインで交流した。参加した小学生からは「聞きたいことが質問できてよかった」「工場のことが知れてとても楽しかった」という声があった。

9月に実施したオンライン社会科見学の概要

オンライン社会科見学を配信する様子日時 9月16日(水) 14:00~14:45
主催 キユーピー 挙母工場
対象 豊田市立小原中部小学校の4年児童 8人

構造計画研究所 茨城県小美玉市とICTを活用した持続可能な公共施設の管理に向けた覚書を締結

 構造計画研究所は、公共施設管理の課題解決とスマート化を相互協力のもとに推進するため、茨城県小美玉市(島田 穣一 市長)とICTを活用した持続可能な公共施設の管理の試験運用に関する覚書を締結した。
 公共施設には公民館や集会場、学校、スポーツ施設といった住民・地域の団体など多くの利用者が共同で使用する施設がある。構造計画研究所は遠隔から施設の入室管理を実現する「RemoteLOCK(*1)」と、新たに開発したオンライン予約システム「まちかぎリモート(*2)」を用いて、セキュリティ・利便性・行政コストのバランスを取りながら、持続可能でスマートな公共施設の管理に取り組む。

■  試験運用の内容
 小美玉市内の学校体育館(学校統廃合により廃校となった旧小川小学校等)の貸し出しに予約システム「まちかぎリモート」を導入する。これにより、利用者が施設を使うために必要であった窓口での利用申請や施設の鍵の受け渡しを窓口手続きなくオンラインで簡単に行うことができるようになり、利便性の向上につながります。RemoteLOCKと予約システムが連動するこの取り組みは、自治体では最初の事例となる。
 これまで公共施設の利用には、申請や支払い・近隣施設での鍵の受け取りなど、複数回の窓口訪問が必要だった。試験運用の対象施設では、利用者は窓口を訪問することなく直接予約した施設を使用することが可能(*3)。
 利用者にとっての利便性向上を目指すとともに、ICTを活用した公共施設の遠隔管理により、行政業務の効率化と学校をはじめとする教育現場等の管理負担軽減を図る。

(*1)「RemoteLOCK」は構造計画研究所が提供するクラウド管理のシステムで、Wi-Fi環境さえあれば、
    入室に必要な暗証番号の発行、利用履歴の通知等が遠隔から自由にできるスマートロックです。

(*2)「まちかぎリモート」は構造計画研究所が提供する公共施設向けの予約システムです。
    予約・支払い・鍵の受け渡しまでワンストップで提供し、窓口 / 遠隔の双方で公共施設の貸し出し・
        利用の管理が可能になります。自治体によって様々である施設の管理方法にも対応可能です。

(*3) 一部の利用については、窓口での支払いが必要となる場合もあります。

各地でALT着任目処立たず、新型コロナ影響による入国制限の影響

 新型コロナウイルス感染拡大により、外国人の入国制限が長期化している。その影響で、各地で外国語指導助手(ALT)の着任が遅れる可能性が高まっている。

 宮崎県では、県内の公立小中学校や高校へのALTが、秋に20名来日予定だったが見通しは立っていない。現在いるALTを派遣するなどの対応をすると各自治体は考えているが、英語教育に支障をきたすのではないかと現場の懸念は拭えない。

 静岡県でも同様にALTや国際交流員を派遣する国の外国青年招致事業(JETプログラム)で、新たに着任予定だった外国人の来日の見通しが立っていない。県全体で少なくとも50人の着任待ちが発生している。
 県教委によると、県立高のALTは全員がJET参加者で、分校以外の85校に各1人、事務局に2人を配置。高校教育課によると、本年度の新任者の着任の見通しは立たず、例年よりも1カ月ほど遅い9月中旬に来日予定だったが、手続きが進まず、さらに数カ月は遅れる見込み。9月末までに手続きが再開できない場合、本年度の派遣が中止の可能性もある。
 今後、欠員が出た場合は他校のALTが巡回したり、英語能力の高い有償ボランティアの地域人材などを活用してサポートするなどの対応を考えている。また、JETプログラムは最大5年間勤務できるが、本年度はコロナ対応の特例措置で最大6年間に延長された。その他、本年度中の帰国や離任を予定していたALTや国際交流員約20人は、任期を1年間延長して勤務を続けているという。

つくば・中央公園 地元のパソコン科学部の中学生らの提案によって10年ぶりに噴水が復活

 8月25日、茨城県つくば市つくば駅に隣接する中央公園の池の噴水がよみがえった。噴水復活のきっかけは、地元中学生による提案だった。2018年、池の水質調査に取り組んできた地元の市立吾妻中パソコン科学部の中学生らが、地域の夏祭りで、噴水をつくったり、水を入れ替えれば池の水がきれいになるなどと提案。中学生たちは当時、地域住民などにアンケート調査を実施。回答のなかに、「昔は噴水が出ていて水がきれいだった」とあり、これが提案につながったという。

 市は、中学生の提案を受け、噴水による中心市街地の活性化と池の水質浄化を目的に噴水の再整備することを決定。工事は今年5月から8月半ばまでおこなわれた。整備費は約3760万円。
 中央公園の西側に深さ110メートルの井戸を掘り、毎分200リットルの地下水をくみ上げ、池に引き込む。さらに噴水で水を噴き上げることにより、毎分約830リットルの池の水を撹拌。もともと池の水には地下水が引き込まれていたが、設備の老朽化によって地下水は入っていない状態で、ほとんどが雨水だった。新たな地下水の引き込みにより、池の水は16日間で入れ替わる。地下水引き込みや噴水の設置により、工事前は12cmだった透明度が、現在は38cmと3倍きれいになった。

 噴水は午前9時から午後10時まで稼働。高さを変えながら最大12メートル噴き上がり、日没から午後10時まで赤や青、紫にライトアップされる。

モリサワ 産学連携で宮城県古川黎明中学校・高等学校の「レイアウト」と「書体選び」を学ぶ授業を実施

 株式会社モリサワは、産学連携として、宮城県古川黎明中学校・高等学校において「レイアウト」と「書体選びのポイント」を学ぶ授業を実施する。モリサワは、文字を通じて社会に新しい価値を提供するとともに、国連で採択された世界共通の目標であるSDGs(Sustainable Development Goals「持続可能な開発目標」)の達成に向けて企業活動を行っている。これまでも、その一環でもある産学連携プロジェクトを積極的に実施してきた。
 古川黎明中学校・高等学校は文部科学省のスーパーサイエンスハイスクール(SSH)に指定されており、探究力(主体的に探究を続け、新たな価値を創造する力)の育成を目指していることから、今回の産学連携プロジェクトの実施につながった。授業では、学生たちの手でサンプル資料の編集を行う。「レイアウト」や「書体選びのポイント」を知ることで、資料の「伝わりやすさ」に違いが生じるのを実感してもらうことが狙いだ。

 今回は「情報」と「探究」の授業時間に実施し、第1回目の授業では資料を作成する際のレイアウトについて学ぶ。学生たちは、モリサワが用意したサンプルのPowerPoint資料のレイアウトをどう変更すれば見やすくなるかを検討し、自分たちで変更する。第2回目の授業では書体選択の方法について学んだ後、第1回目の授業で学生が編集したサンプルの書体をモリサワのUDフォントに変更することで、見え方や読みやすさがどう変わるかを体感する。

 最後にモリサワによるお手本の資料を紹介し、「レイアウト」や「書体選びのポイント」のレクチャーや実際の作業を通して、学生たちの資料作りの学びをサポートする。また、学校側の夏休みの課題のサポートとして、SDGsを学んだ学生に向け、モリサワとしてのSDGsに関する具体的な取り組みにも触れる。
モリサワのSDGsについてはこちら https://www.morisawa.co.jp/about/sustainability/

 さらに、学生向けの授業と合わせて、教職員向けの研修会も実施。
モリサワからは「業務で活用できるレイアウト術」と「書体を配慮することの大切さ」をご紹介し、教職員の実際の業務に役立つ内容を伝える。

スケジュール
【学生向け授業】
9月3日(木)、9月4日(金) レイアウトについてのレクチャーとモリサワのSDGsの取り組み紹介
9月7日(月)、9月8日(火) 書体の大切さについてのレクチャー
【教職員向け研修会】
9月4日(金) 業務で活用できるレイアウト術と書体を配慮することの大切さについての解説

埼玉県北本市 電子黒板を全小・中学校に整備へ

 埼玉県北本市は文部科学省の「GIGAスクール構想」により、令和5年度までにPC端末1人1台環境の整備を計画してきた。新型コロナウイルス感染症に伴う臨時休校により、家庭での遠隔教育にもICT機器の活用による学びの継続が必要とされており、北本市においてもGIGAスクール構想による整備を加速している。すでに6月議会において児童・生徒へのPC導入の予算を計上しており更なる整備として、全小中学校に電子黒板を導入することとした。
 電子黒板を使った授業の様子電子黒板は、写真や動画の説明資料等を画面に提示し、画面への書き込み等を活用し分かりやすく説明することができ、1人1台導入する端末と連携し、共同学習や意見交換、発表などお互いを高めあう学びを通じて、思考力、判断力、表現力などを育成することが可能となり、さらに、デジタル教科書の効果的な活用も広がる。

整備機器
・電子黒板、実物投影機

補正予算額
事業費総額119,553千円(195台)
・小学校74,797千円(122台、普通教室・特別支援学級・特別教室)
・中学校44,756千円(73台、普通教室・特別支援学級・特別教室)

『SCHOOL OF LOCK!』×鳥取県地域みらい留学プロジェクト オンライン学校訪問

 TOKYO FMをはじめとするJFN38局で放送中の10代向けワイド番組『SCHOOL OF LOCK!』(月-金22:00~23:55放送)は、鳥取県と共同で「SCHOOL OF LOCK! 地域みらい留学プロジェクト オンライン学校訪問 鳥取編」をスタートした。今回のプロジェクトでは、鳥取県で地域みらい留学に参画している青谷高校、倉吉農業高校、日野高校の学校紹介動画を、在校生とパーソナリティのさかた校長・こもり教頭が共同でオンライン制作し、(2020年8月21日)より公開となった。(https://www.tfm.co.jp/lock/2020/tottori/)8月31日からは、3校の在校生とTOKYO FM が共同して制作した学校PRのためのラジオCMを番組内で全国に向けてオンエア。「SCHOOL OF LOCK! 地域みらい留学プロジェクト」では特色ある学校紹介を通じ、10代の“みらい”の選択肢を増やしていく。
 地域みらい留学とは、今住んでいる地域から離れて、日本各地の特色がある学校で自身に合った高校生活をおくる制度で、一般財団法人 地域・教育魅力化プラットフォームが中心となって進めている取組。現在は全国60以上の公立高校が地域みらい留学に参画しており、年間350名の生徒が全国各地で学んでいる。

• 番組「SCHOOL OF LOCK!」とは
“全国の蒼き若者たちの未来の鍵(LOCK)を握るもうひとつの学校!”をコンセプトに、パーソナリティのさかた校長・こもり教頭が人気アーティストをレギュラー講師陣に迎え、TOKYO FM をはじめとするJFN38局ネットで放送中のラジオ番組。

放送日時: 毎週月曜日~金曜日22:00~23:55
放送局 : TOKYO FMをはじめとするJFN38局ネット(※一部 東京ローカル)
番組HP: https://www.tfm.co.jp/lock/