Archive for: 4月 2022

株式会社志水商店、プロサッカークラブ『川崎フロンターレ』が配布する算数ドリルのパートナーに

 住宅建築をトータルサポートする株式会社志水商店(神奈川・川崎市、志水 勝哉 代表取締役社長)は、オフィシャルパートナーとしてサポートする株式会社川崎フロンターレ(神奈川・川崎市、吉田 明宏 代表取締役社長)が配布する2022年度算数ドリルのオフィシャルパートナーになった。
 この算数ドリルは、2009年に川崎市中原区にある川崎市立下丸子小学校の小学6年生を 対象に配布されたのが始まりで、今では川崎市内すべての市立小学校と特別支援学校に通う約1万2千人の小学6年生だけでなく、震災にあわれた陸前高田市内の小学校にも配布され、授業に使用されるほど算数教育に根付いたものとなっている。

世界の鉄道関係者向けオンライン講座「Tokyo Metro Academy 2022-2023」

 東京地下鉄株式会社(東京・台東区、山村 明義 代表取締役社長)は、世界の鉄道関係者向けのオンライン講座「Tokyo Metro Academy」にて、これまで東京メトロが培ってきた都市鉄道における安全・安定運行実現のための鉄道運営のノウハウや経験を紹介する。オンライン講座により、現地交通サービスの発展支援につながる様々なニーズに応え、世界各都市の持続可能な発展に貢献することを目的としている。

 2022年3月に初回のオンライン講座(運転:列車運行における定時性の効果的な改善手法)を開催したところ、12か国34名の参加があった。         

Tokyo Metro Academy 2022-2023 オンライン講座 開催内容

1 開催月・内容

2 参加対象者
  世界の鉄道関係者(鉄道事業者、政府機関、教育・研究機関、コンサルタント、サプライヤー等の管理職・実
 務者・新入社員・学生等)

3 使用言語
  英語のみ

4 開催方法
  オンライン講義(Cisco Webex)

※ オンライン講座の詳細、受講申込方法及びその他は、以下のウェブサイトへ。
  (https://www.tokyometro.jp/lang_en/corporate/tokyo_metro_academy/)

すららネット、総務省によるデジタル教材活用プロジェクトでパラオの小学生の数学力向上を実現

 株式会社すららネット(東京・千代田区、湯野川孝彦 代表取締役社長)は、パラオ共和国において、株式会社パデコが総務省より受託した「途上国における教育・保健医療分野等でのデジタル活用の海外展開に関する調査実証の請負」に参画し、海外小学生向け算数e-ラーニング「Surala Ninja!」を提供した。総務省がデジタル教材による算数・数学学習改善を目的に寄贈したタブレット端末を活用して、現地の小学生に算数の個別学習の機会を創出、新型コロナウイルス感染症拡大により休校になっても家庭学習として学びを提供し続け、基礎学力を向上させる成果をあげた。

 パラオでは、教育省が行う学力調査において、学年が上がるにつれて算数・数学の学習達成度が低下することが課題としてあげられ、教員の指導法の改善と共に自己学習の教材や機会の提供が必要とされていた。同国では、これまでも学習用のタブレット端末が海外から提供されていたが、教員が指導法に関する知識を持ち合わせていなかったり、端末のメインテナンスが必要になったりしたことから、十分な活用が進んでいなかった。

 このプロジェクトは、特定非営利活動法人BHNテレコム支援協議会を通じて総務省がパラオ政府に寄贈したタブレット端末を活用し、パデコが現地の教育省と連携して行う教育支援活動の一環として実施された。すららネットからは、現地の私立小学校Maris Stella Schoolの1~4年生合計116名に海外小学生向け算数e-ラーニング「Surala Ninja!」を提供した。現地の学校では慢性的な教員不足も課題となっており、弊社のe-ラーニングを通じて生徒の学力向上だけでなく、教員の負担軽減にも貢献した。

 成果の一部は、3月4日に現地にて行われた成果発表セミナーにて報告した。センゲバウ・シニョール副大統領、ジェンキンス教育大臣、在パラオ日本国大使館の柄澤大使他が出席され、中西総務副大臣によるビデオメッセージも放映された。

高校受験、志望校・受験校を選ぶ上で重視したポイントは?──学習面は「学校の教育方針・校風」、生活面は「在校生の雰囲気」「通学が便利」

 株式会社栄光(東京都千代田区、下田勝昭 代表取締役社長)が運営する栄光ゼミナールが、2022年1月11日~3月29日にかけて、この春、国立・公立・私立高校を受験した受験生とその保護者を対象に、「受験生アンケート」を実施。その結果を公表した。

 受験生に、第一志望校を決定した時期を聞いた。最も多かったのは「中3の夏休み以降」(58.8%)。
「高校受験では、内申点と試験の合計点で合否判定を行うことや、内申点が出願条件であるなど、内申点が影響する場合が多い。また、模試の結果を参考に志望校選びを行う受験生も少なくない。そのため、内申点や模試の結果が出る中学3年生の夏休み以降に、第一志望校を決める受験生が多いと考えられる」と栄光は分析している。

 志望校・受験校を選ぶ上で、「学習面について重視したポイント」を、受験生・保護者にそれぞれ聞いた。
 受験生・保護者ともに最も重視したポイントは「学校の教育方針・校風」(受験生68.2%、保護者73.2%)だ。
 次いで受験生も保護者ともに「成績・学力に相応」「大学への進学実績」と続き、学校選びの際に学習面で重視した点は、同じ傾向にあることが明らかとなった。
 一方、保護者よりも受験生が重視する点は「校舎や設備が整っている」「カリキュラムや指導内容」、そして「授業料などの経費」だった。
 「コロナ対応(オンライン指導等)が適切だった」点を重視した受験生・保護者はわずかだった。

「志望校・受験校を選ぶ上で、学校の雰囲気や取り組みについて重視したポイント」を受験生・保護者にそれぞれ聞いた。
 受験生・保護者ともに最も重視したポイントは「在校生の雰囲気」(受験生51.0%、保護者53.5%)で、次いで、「通学が便利」(受験生35.1%、保護者48.0%)となっている。
 受験生と保護者の回答を比較すると、受験生は「文化祭などの学校行事が盛ん」「クラブ活動が充実している」などを重視し、保護者は「通学が便利」や「伝統や世間の評判」を重視していることがわかる。

 受験生に、受験を乗り越える上で精神的な支えとなった人を聞いたところ、 「塾の先生」(65.3%)が最も高かった。次いで「学校の友達」(59.6%)、「母」(57.1%)と続く。
 「周囲の大人の支えだけでなく、同じ受験生である学校の友達と、受験の大変さを共有したり、互いに励まし合ったりなど、助けられたと感じている受験生も多い」 と栄光は分析している。

 受験生の保護者に、志望校や併願校など、受験に関する選択を決めた人を聞いたところ、「子ども本人」が最も多く、95.3%にのぼった。中学受験では「母」が最も多かったが、高校受験では受験生本人が主体的に、受験についての選択を行ったことがわかった。

〈調査概要〉
調査対象:栄光の教室に在籍していて、2022年に国立・公立・私立高校を受験した受験生とその保護者
調査方法:インターネット調査
調査期間:2022年1月11日(金)~3月29日(火)
回答者数:受験生245人、保護者127人

IoT文具「しゅくだいやる気ペン」を用いた発達に特性のある、生活や学習に工夫が必要な子どもたちへの学習支援の共同研究を開始

 コクヨ株式会社(大阪市、黒田 英邦 代表取締役社長)は、4月21日(木)より、京都橘大学(京都市、日比野 英子 学長)および 大阪公立大学(研究当時 大阪府立大学、大阪府、辰巳砂 昌弘 学長)他3大学1施設の研究チームと共同で、「しゅくだいやる気ペン」を用いた発達に特性がある、生活や学習に工夫が必要な子どもたちに対する学習支援の研究を開始する。

【研究概要】
 発達に特性がある子どもたちに対する学習支援ツールとしての「しゅくだいやる気ペン」の有効性を検証するため、研究チームは、100名規模の対象者に対し、「しゅくだいやる気ペン」を使った家庭学習を行い、質的な変化を分析する班と、しゅくだいやる気ペンから得られるIoTデータを分析する班にわかれて研究を行う。2班は相互に連携を取りながら、2023年12月を目途に、研究成果をしゅくだいやる気ペンホームページおよび各学会にて発表する。

 質の面では、このツールを教育現場における学習習慣獲得のための方策のひとつとして検討し、専門職(作業療法士)の視点から、このツールの教育及び療育現場での適応の方向性を示す。IoTデータの分析からは、教育・療育の現場にフィードバックするサイクルを回すことで、子どもの個性に応じた学習習慣の獲得方法、家庭学習支援方法、やる気向上策等を探す。

 コクヨのIoT文具「しゅくだいやる気ペン」は、スマートフォンのアプリと連動して、子どもの日々の努力を「見える化」することで、学習への意欲を高めていくために開発された商品。センサー付きアタッチメントを鉛筆に取り付け、勉強への取り組みに応じて溜まった「やる気パワー」をスマホアプリに取り込んで見える化する。「かく⇔ほめる」の好循環を生み出すことで、親子のコミュニケーションを円滑にし、子どもが自発的に学習する習慣を促す。2020年「第14回キッズデザイン賞」(子どもたちの創造性と未来を拓くデザイン部門)を受賞。

「しゅくだいやる気ペン」商品HP: https://www.kokuyo-st.co.jp/stationery/yarukipen/

中学受験、しようと考えたのは子どもが3割──習い事やクラブを辞めずに続けたのは3分の1以上

 株式会社栄光(東京都千代田区、下田勝昭 代表取締役社長)が運営する栄光ゼミナールが、2022 年1月11日〜3月29日に、この春、中学受験※をした受験生とその保護者を対象に、「受験生アンケート」を実施。その結果を公表した。
※ここでは、私立・国立中学受験、公立中高一貫校受検をあわせて「中学受験」と表記する。

 受験生の保護者に、最初に中学受験をしようと考えた人を聞いた。46.7%の保護者が「母」と回答。次いで、「子ども」が33.4%、「父」が17.0%だった。「母」の影響が強いことがわかるが、一方で、約3分の1の家庭では、「子ども本人」がきっかけで中学受験を検討している。

 「志望校・受験校を選ぶ上で、学習面について重視したポイント」を、受験生・保護者にそれぞれ聞いた。
 受験生・保護者ともに最も重視したポイントは「教育方針・校風」(受験生69.7%、保護者68.4%)となった。
 受験生と保護者の回答を比較して差が出たものもある。受験生は「校舎や設備が整っている」(受験生47.8%、保護者26.2%)ことを重視し、一方で保護者は「中高一貫指導」(受験生38.2%、保護者51.4%)、「大学への進学実績」(受験生18.3%、保護者27.1%)、「カリキュラムや指導内容」(受験生21.7%、保護者32.4%)を重視している。
 「コロナ対応(オンライン指導等)が適切だった」点を重視した受験生・保護者はわずかだった。

「志望校・受験校を選ぶ上で、学校の雰囲気や取り組みについて重視したポイント」を受験生・保護者にそれぞれ聞いた。
 受験生・保護者ともに最も重視したポイントは「通学が便利」(受験生44.8%、保護者63.7%)で、次いで、「在校生の雰囲気」(受験生42.8%、保護者56.1%)となっている。
 受験生と保護者の回答を比較すると、受験生は「文化祭などの学校行事が盛ん」「クラブ活動が充実している」などを重視し、保護者は「通学が便利」や「伝統や世間の評判」を重視している。受験生は保護者よりも、学校活動をより重視していることがわかる。

 受験生に、「受験を乗り越える上で精神的な支えとなった人」を聞いたところ、「母」が72.3%、「塾の先生」が68.7%となった。次いで、「父」「塾の友達」となっている。

 「習い事やクラブを続けた時期」を保護者に聞いた。最も多かったのは、「辞めずに続けた」で、3割以上の家庭が回答している。受験勉強と習い事やクラブを両立している受験生は少なくない。
 習い事やクラブを辞めた家庭の中では、小学5年生まで続けたという回答が最も多かった。栄光は、「中学受験の勉強が本格化する小学5年生のタイミングで、習い事やクラブを整理したため」と分析している。

〈調査概要〉
調査対象:栄光の教室に在籍していて、2022年に私立・国立中学校を受験、または公立中高一貫校を受検した受験生とその保護者
調査方法:インターネット調査
調査期間:2022年1月11日(金)~3月29日(火)
回答者数:受験生502人、保護者512人

6月発売の『学研の図鑑LIVE 昆虫 新版』制作過程で新種発見 「ガッケンホソカワゲラ」と命名し世界初の収録

 株式会社 学研ホールディングス(東京・品川、宮原 博昭 代表取締役社長)のグループ会社、株式会社 学研プラス(東京・品川、南條 達也 代表取締役社長兼COO)は、2022年6月23日(木)に発売する『学研の図鑑LIVE 昆虫 新版 DVDつき』の制作過程で新種を数種発見。その新種のうち、カワゲラの新種を「ガッケンホソカワゲラ」と命名し、世界で初めて図鑑に収録した。

「ガッケンホソカワゲラ」 撮影:中峰空

『学研の図鑑LIVE 昆虫 新版 DVDつき』
総監修:丸山 宗利(九州大学総合研究博物館 准教授)
価格:2,420円 (本体2,200円+税10%)
発売日:2022年6月23日(木)
判型:A4変型判/ハードカバー
ISBN:978-4-05-205176-0
学研出版サイト: https://hon.gakken.jp/book/1020517600
学研の図鑑LIVE公式サイト:https://zukan.gakken.jp/live/


福井県が「楽器寄附ふるさと納税」に「県」として初めての参画

 株式会社パシュート(東京・文京区、中道麦 代表取締役)、三重県いなべ市(日沖靖 市長)、株式会社マーケットエンタープライズ(東京・中央区、小林泰士 代表取締役)が連携して開始した「楽器寄附ふるさと納税」(https://www.gakki-kifu.jp/)に、福井県が「県」として初めて参画した。
 福井県はふるさと納税を初めて提唱した自治体であり、楽器寄附ふるさと納税の「ふるさと納税の本質を捉えた取組み」に共感し、参画する運びとなった。

「楽器寄附ふるさと納税」とは、楽器が不足している教育機関及び音楽団体等へ、全国の使われていない休眠楽器を寄附する仕組み。寄附に際して楽器の査定が行われ、その査定金額がふるさと納税と同様に税金控除される、全国初の取り組みとなる。通常のふるさと納税と違い、本制度には「返礼品」と呼ばれるものがなく、児童・生徒たちからの「感謝の手紙」や演奏会への招待等が届く。返礼品目的ではなく純粋に応援する想いから生まれる楽器寄附は「ふるさと納税の本質を捉えた制度」として、2020年度には「総務省ふるさとづくり大賞 地方自治体表彰」も受賞している。

同志社中学校、AI英語発音学習アプリELSA Speakの実証実験を2022年4月より開始

 ELSA(米国カリフォルニア州、CEO Vu Van)は、同志社中学校(京都市、山﨑敏昭校長)の中学校1年生を対象に実証授業を開始する。AIによる発音学習サービスELSA Speakを導入し、最先端の英語教育をめざす。

 ELSA(English Language Speech Assistant)は、英語をより正しく、自信を持って話せるようになるためにAIによる発音矯正サービスELSA Speakを提供している。

 ELSAでは10校限定で1学期間もしくは長期休暇の間に無料トライアルを提供している。トライアル期間は現場での活用をサポートするため、ELSAラーニングデザイナーによるワークショップも提供する。トライアルに興味のある学校は、下記の担当者へ。

担当者: 髙橋一也 (ELSA Japan 文教市場ディレクター)
連絡先:  kazuya@elsanow.io

ECCオンラインレッスン『英検®オンラインプラクティス』2022年4月20日提供開始

 株式会社ECC(大阪市北区、花房 雅博 代表取締役社長)が運営するECCオンラインレッスンは、2022年4月20日より、自宅のパソコンなどから英検®準1級~3級の4技能や4・5級の2技能を、CBT方式で演習できるサービス「英検®オンラインプラクティス」の提供を開始する。

●英検®オンラインプラクティス   https://online.ecc.co.jp/junior/onlinepractice.php

■『英検®オンラインプラクティス』 概要

商品内容4技能 1day WEB演習2技能 1day WEB演習
英検®級準1級・2級・準2級・3級4級・5級
販売価格1回 3,850円1回 1,100円