NSGグループの新潟ビジネス専門学校の学生がMOS 世界学生大会2018(専門学校部門)で日本一を独占

NSGグループの新潟ビジネス専門学校の学生が、MOS 世界学生大会2018専門学校部門(株式会社オデッセイコミュニケーションズ主催)においてWord、Excel、PowerPointの3部門において、それぞれ3名が日本一を受賞した。

新潟ビジネス専門学校ではビジネスの総合学校としての教育の中で、オフィス環境で広く使用されている、Word、Excel、PowerPointスキル習得を学科問わず、カリキュラム内で行っており、その延長としてMOSの世界学生大会に毎年エントリーをしている。

当大会は、年間延べ6万1千人を超える学生がエントリーをし、それぞれの部門で世界大会に向けた日本代表の選考を兼ねた、日本大会に参加している。その中から、同一校からの3部門すべて日本一を獲得した教育機関は過去にはなく、史上初の快挙となった。

【新潟ビジネス専門学校 入賞者】
Word部門 1位:小林 奈津美 (ビジネス秘書・事務学科)
Excel部門 1位:髙木 菜々穂 (ビジネス秘書・事務学科)
PowerPoint部門 1位:遠藤 円花 (イベントビジネス学科)
Excel部門 3位:富樫 大生 (Officeスペシャリスト学科)

【MOS概要】MOSとはマイクロソフトオフィススペシャリストの略称でWord、Excel、PowerPointなどの利用スキルを証明する資格であり、その累計受験者数400万人を超えている。

JAL×ベネッセ「こどもちゃれんじ」2018年春に共同プロジェクトをスタート

日本航空株式会社(東京・品川区 赤坂祐二 社長)と株式会社ベネッセホールディングス(岡山・岡山市 安達保 代表)の子会社である株式会社ベネッセコーポレーション(岡山市、以下「ベネッセ」)は、ベネッセの提供する幼児の教育・生活支援ブランド「こどもちゃれんじ」の30周年を記念して、“親子で子どもの成長を実感できる快適な旅”をお届けする共同プロジェクトを、2018年春よりスタートする。

JAL機内誌にてその場でできる親子遊びの連載や、「こどもちゃれんじ」の人気キャラクターであるしまじろうの機内映像や子ども向けグッズを新たに用意する。また本年秋以降には、「しまじろうジェット」の運航を予定している。

「文武両道」を応援 スポーツクラブ ルネサンス スタディサプリを導入

株式会社ルネサンス(東京・墨田区 吉田正昭 代表)は、株式会社リクルートマーケティングパートナーズ(東京・中央区 山口 文洋 代表)が提供するオンライン学習サービス『スタディサプリ』を、2018年5月より全国のルネサンスジュニアスクールにオプション導入することを発表した。

『スタディサプリ』はオンライン学習サービスとして月額980円で小学生から大学受験生を対象にした、講義動画の提供を行っている。株式会社ルネサンスは、日本全国でスポーツクラブ約100ヶ所を運営している。中でも「ジュニアスクール」は、運動能力の向上だけでなく集団行動でのマナー習得など、お子様の健全な心と身体を育むことをコンセプトに展開している。

「既に習い事をしているが、通塾のために習い事をやめざるを得ない」と言った「子どもに様々な経験をして欲しいが、時間や費用の関係で何かを諦めざるを得ない」という声を聞くことがあり、そこで、いつでもどこでも4万本以上の講義動画が見放題の『スタディサプリ』を、ルネサンスジュニアスクール会員向け「オンライン学習オプション」として導入、2018年5月1日より提供を開始する。会員である子供たちは、2ヶ月無料で『スタディサプリ』を試すことができ、また、小学1~3年生には、オリジナルドリルを利用できる特典がある。

朝日中高生新聞の記事を活用した塾や学校向け記述対策ツール「ClearS記述対策」提供開始

アルクテラス株式会社(東京・世田谷区 新井豪一郎 代表取締役社長)と株式会社朝日学生新聞社(東京・中央区 脇阪嘉明 代表取締役社長)は、2018年4月25日(水)、大学入学共通テスト対策ツール「ClearS記述対策」の提供を開始する。

「ClearS記述対策」は、アルクテラスが提供する、教育機関向け「ClearS」と朝日学生新聞社の「朝日中高生新聞」とを掛け合わせ、塾や学校で主に国語の記述式問題(120字程度)、歴史、地理、現代社会の資料分析問題の対策として「大学入学共通テスト」対策を行うことができるサービス。

アルクテラスは中学生、高校生向けに勉強ノートまとめアプリ「Clear」を国内外で提供し、世界で180万人が利用するサービス。ClearSは、Clearで培ったノウハウをもとに教育機関に提供するクラウド型のサービスだ。

2020年の教育改革で変わる大学入学試験に対して「思考力・判断力・表現力」を養うため朝日中高生新聞の記事コンテンツを題材にして、ClearSの学び合いのプラットフォームを活用することで、センター試験から大学入学共通テストの大きな変更点である「記述式問題」の対策を提供する。

スマートフォンやPCで利用でき、導入には塾・学校単位、教室単位で可能。利用人数に応じて費用が変わる。すでに一部塾での導入テストが完了し、4月25日より本格展開を開始する。

■キャンペーン情報「先着100教室限定30日間無料トライアル受付中」
サービス公開に伴い100教室限定で30日間の無料トライアルキャンペーンを実施している。適用教室についてはClearS公式サイトより問い合わせ後、キャンペーン適用の可否を伝えている。

[ 英語 × ICT]私塾界リーダーズフォーラム 2018

 

【満員御礼】お申し込み人数が定員に達したため、受付を終了いたしました。

 

大学入学共通テストの実施、そして学習指導要領の改訂に向けて
着々とカウントダウンが続いております
今回のフォーラムでは小学生からの英語教育とICTの活用について
そして日本の教育はどこに向かい、民間の教育サービスは何を担えるのか
みなさまとともに考えてまいりたいと思います

2018年6月4日(月)
11:00〜15:00[開場10:30]

 

第1部

トークセッション(鼎談) 11:00~11:50

未来の教室実現に向けたEdTechの活用法

今年1月から経産省の教育産業室が始動した「『未来の教室』とEdTech研究会」。チェンジメイカーを生み出すための教育環境を創るべく、既存の教育と教育ICT(≒EdTech)を融合させながら、官民協働で教育現場にイノベーションを起こそうという運動です。今回は、まさにその現場で実践しながら改革に取り組む3人をお迎えし、現状の課題と今後の展望について討議していただきます。

登壇者 浅野 大介 氏 経済産業省 教育産業室 室長
神野 元基 氏 株式会社COMPASS CEO web
遠藤 尚範 氏 株式会社メイツ 代表取締役社長 web

第2部

トークセッション 12:00~12:40

英語コース開講のソリューション

英語4技能化に向けて現場での対応を、いち早く進めることができるソリューションを提供しているECCのコンテンツやメソッドに迫ります。

ショーケースセッション(第3部)

12:40~13:15

“ここでしか聞けない” 出展企業の展示ブースに本誌編集長が直撃取材!
【協賛・出展企業】(順不同)

株式会社COMPASS
株式会社メイツ
株式会社ECC
株式会社エドベック
夢見る株式会社
株式会社スタディプラス
株式会社城南進学研究社
株式会社スタディラボ
株式会社NTTドコモ
東京書籍株式会社
一般社団法人 英語4技能・探究学習推進協会
株式会社ロボスク
株式会社イージア

第4部

基調講演 13:15~13:45

今からはじめる小学校英語

小学3・4年生への外国語活動の必修化、そして小学5・6年生の英語の教科化を目前に控え、その移行期間のためだけに制作された文科省の英語教材『We Can!』。
その制作を主導した文部科学省 外国語教育推進室の金城太一室長に、小学校の現場ではどのような取り組みが始まり、2020年までにどのような対応が必要になるのか、また、それ以降はどのような取り組みが求められるのか、現時点での見解をお話しいただきます。

登壇者 金城 太一 氏 文部科学省 外国語教育推進室 室長

第5部

パネルディスカッション 13:45~15:00

高大接続改革を見据えた小学生からの英語教育

高大接続改革が本格的に始まる2020年から3年間は、大学入学共通テストでも移行措置として英語の外部試験との併用が求められることになりますが、それに向けて教育現場に求められる対応とは何か?
そして、4技能試験に一本化されることになる2023年以降に向けて、今からとるべき対策について、有識者のみなさんに討議していただきます。

パネリスト 金城 太一 氏 文部科学省 外国語教育推進室 室長
田中 茂範 氏 ココネ言語教育研究所 所長、慶應大学 名誉教授 web
原田 俊彦 氏 ぐんま国際アカデミー事務局長 web
トンクス バジル 氏 株式会社エドベック 代表取締役社長 web
モデレーター 辻村 直也 氏 一般社団法人 英語4技能・探究学習推進協会 代表理事 web

<<会場>>

〒101-0062 東京都千代田区神田駿河台4−6 御茶ノ水ソラシティ 2F

sola city Conference Center

 


【協賛企業が提供する製品・サービスソリューションのご案内】

株式会社COMPASS

AI(人工知能)を搭載した「Qubena」は、圧倒的な学習効果で子どもたちの「未来を生き抜く力」を育てるラーニングパートナーです。

生徒ひとりひとりの学習中の操作ログや計算過程、回答データを分析することで、つまづく原因となっているポイントを特定し、その生徒が解くべき問題へと自動的に誘導し、効果的かつ効率的な学習を実現します。
自社が運営する学習塾では、中学校数学の1学年分の学習範囲を平均32時間で修了。
これは従来の学校教育の7倍の速度に匹敵します。


株式会社城南進学研究社


WEB学習システム『デキタス』
小1~中3、教科書対応のWEB学習システムアニメーションによる授業動画と各種テストで楽しみながら基本事項の理解定着を図ります。
宿題等の家庭学習やアクティブラーニングにご活用ください。

「くぼた式育児法」 導入のご案内

幼稚園・保育園・幼児教室等運営の法人様。
最新の脳科学に基づいた「くぼた式育児法」を導入することで他園・他塾との違いを際立たせ、お子様の成長を促すより確かなサービスにしていくことが可能です。

 


株式会社エドベック

スピーキングトレーニングMyET(マイイーティー)/ABCmouse(ABCマウス)

英語教育改革における4技能指導。とりわけ大きな課題の1つとなっているのがスピーキング指導です。そのサポートツールとして誕生し、今多くの塾・予備校でご好評いただいているのが、スピーキングトレーニングMyETです。

また、幼児・低学年層を対象とした英語教育システムABCmouseが、教室でご利用いただける機能とコンテンツを取りそろえ「ABCmouse For Schools」として、日本全国の教育機関に向けて提供を開始しました。全米No.1アプリのクオリティをぜひ皆様もご体感ください。


株式会社スタディプラス

Studyplus for School

「Studyplus for School」は学習塾向け学習管理支援サービスです。
生徒は、受験生の3人に1人が利用する「Studyplus」で学習記録をつけ、それらを先生が専用画面で確認することができます。
専用画面からは、生徒一人ひとりに、いいねやコメントを送ることができ、、生徒のロイヤリティを高めることができます。
その他、面談記録や学習計画の管理など、学習塾に必要な機能を多数揃えています。


株式会社メイツ

教育機関向け英検®アプリ

英検講座を開講したい学習塾、学校向けの英検一次試験対策アプリです。
通常コースに加えて、短期間のオプション講座として英検講座を貴塾に簡易導入するだけで、英検合格率UPはもちろんのこと、新規生徒集客や既存生徒単価アップにも繋がります。
英検アプリを指導に用いることで、講師1人で級・学年混合の多人数、英検一次試験対策が可能です。また、CDプレイヤーの用意や講師手配など面倒なことはカットして、手軽な講座開講、運営を行えます。


東京書籍株式会社

学習塾Webライブラリ

教科書の東京書籍による学習塾向け教育ソフト配信サービス。マルチOS対応でPCやタブレット、スマートフォンからアクセス可能です。中でも一番人気の「学習塾用NEW HORIZONリスニング/ドリル」は、中学校英語教科書「NEW HORIZON」に準拠したデジタル教材です。「学習塾用NEW HORIZON」の「リスニング」では教科書本文が収録されており本文画面を見ながら視覚・聴覚の両方を使った学習ができ、「ドリル」では教科書に出てくる単語や文法の練習問題が学習できます。


株式会社スタディラボ

OLECO(オレコ)は塾のために開発されたオンライン英会話です。

2018年5月現在、全国600教室に導入されています。「聞く・話す・読む・書く」の4技能を、外国人講師とマンツーマンレッスンでき、OLECO独自の新学習指導要領に対応したテキストで各種検定や受験対策も万全です!今夏、高校生教材と英検二次対策レッスンの提供を開始します。OLECOは現場の声を大切に進化し続けるオンライン英会話です。

NTTドコモ

English 4skills

スマートフォン、タブレット、パソコンを使い、英語4 技能(読む、聞く、話す、書く)のトレーニングと英語の検定試験対策ができる、英語4技能学習&テストのサービスです。先生から生徒へオンラインで個別の課題を配信する機能や授業で活用できる動画、英語の検定試験を活用した大学入試情報を検索できる機能もあります。

ECC

新時代の英語教育への対応ならECCジュニア

新しいFCのカタチとして注目される学習塾×英語教室。
英検®対策やCLIL学習法など、教育改革への備えとしてECCジュニア教室を導入する学習塾様が増えています。
長年の教育実績より確立された長期一貫の学習プログラムや講師の負担を軽減するICTの活用は、導入塾様に高い評価をいただいています。ECCとのFC契約で新時代の英語教育に備えませんか?

「Feelnote School」が、2018年5月より協働校の募集受付を再開

株式会社サマデイ(東京・千代田区 相川秀希代表)は、2018年1月より、SNS型eポートフォリオ「Feelnote(フィールノート)」(特許第6028123号)の公教育向けの無償提供を開始している。これは、世界の大学入試にも提出可能なポートフォリオを作成でき、「eポートフォリオ作成システム」として国際特許を取得している同サービスを、広く活用できるものとすることで、「脱ガラパゴス」の教育改革を推進することを目的としたプロジェクトだ。サマデイが主催する「教育ポートフォリオ」研究会への参加校のみを対象にエントリーを募り、現在、約30校の協働校と取組を行っている。

2月から4月にかけては、初期約30校との協働に注力するため、新規参入を受け付けていなかったが、多くの要望があり、5月より募集を再開することとなった。本協働プロジェクトへのエントリーには「教育ポートフォリオ」研究会への参加が必要となる。「教育ポートフォリオ」研究会の5月開催回はすでに定員締切となってしまったため、6月・7月に追加回が設定された。

■「教育ポートフォリオ」研究会
参加を希望される場合は、下記ページのフォームへ。
http://www.activelearning.or.jp/studygroup/

日時:
2018. 6/9(土)14:00~17:00(開場13:30)[東京]
2018. 7/7(土)13:30~17:00(開場13:00)[大阪]
2018. 7/28(土)14:00~17:00(開場13:30)[東京]

※お申し込みの時点で締切となっている可能性があります。

開催場所:
[東京]
研修スペース「The Gallery (ザ・ギャラリー)」
東京都千代田区六番町12-6 株式会社サマデイ内
TEL.03-3222-1155

[大阪]
調整中 ※お申込みいただいた方に追ってご連絡いたします。

■ 定員:
[東京] 25名(先着順)
[大阪] 50名(先着順)
※ご参加は、1校2名様までとさせていただきます。
※定員となり次第締切りとなります。あらかじめご了承ください。

参加費:
無料(交通費は各自負担となります。)

対象者:
小学校・中学校・高等学校教員・教育委員会・その他教育関係者
※当日は名刺をご持参ください。

主催:一般社団法人 日本アクティブラーニング協会/株式会社サマデイ
協力:一般社団法人 国際ポートフォリオ協会

6期連続増収増益 堅調に推移する東京個別指導学院

過去3年間で22教室を開校し、現在、直営で240教室を運営する株式会社東京個別指導学院は4月4日、2018年2月期決算説明会を都内で開催した。はじめに、阿川靖執行役員CFOが2018年2月期業績ハイライトを発表。売上高は191億7千5百万円で対前期比107・1%、営業利益は26億3千4百万円・同114・2%だった。
 新規教室・既存教室共に堅調で入会者数と在籍生徒数は過去最高を更新。6期連続の増収増益となった。計画を上回る水準で堅調に推移したのは、生徒一人ひとりに対応したことで顧客単価が良好だったほか、広告コストを最適化できたことなどが要因だったという。
 続いての齋藤勝己代表取締役社長が登壇。すでに3月より新しいチャレンジがスタートしており、9期連続増収増益を達成すると力強く述べた。
 そのための施策として3つの戦略を掲げている。まず一つ目は「人財育成の体系化」だ。現在、同社には9千人を超える大学生パートナー講師がおり、彼らを成長させることで品質を向上させていく。
 具体策として実施しているのが「TEACHER’S SUMMIT」だ。教室長をリーダーとして大学生パートナー講師全員がこのサミットに参加し、年間を通して教室の運営と改善活動を進める。さらに昨年10月末からは「TEACHER’S SUMMIT アカデミー」もスタート。選ばれた60名が5カ月間、6回のプログラムでリーダーシップを学び、学んだことを自教室に持ち帰って教室運営に活かしている。齋藤社長は「講師の育成にフォーカスすることが当社のビジネスモデルの根幹」と強調する。
 二つ目の戦略が「ドミナント出店」だ。東京の中央線・京王線沿線に4教室構えていたが3年で8教室に倍増させると、生徒数は175%に増加。ドミナント開校の有効性を肌で体感している同社は、2019年2月期に8教室を新規開校する計画で、すでに3教室を出店。いい物件との出会いがあればさらに増やす可能性もあるという。
 三つ目が「新サービスの開発」だ。ベネッセが開発した英語4技能対策講座を、今期中に全教室へ標準装備するほか、昨年夏にオプションとして提供したところ好評だったプログラミング講座を年間プログラムとして開発中で、今年12月にリリースする予定だという。
 さらに毎年2千人近い大学生講師を社会に送り出している同社としては、OB・OGの組織化を図り、質の高いネットワークを構築したいとしている。

2017年度英語朗読コンテスト 優秀者表彰式開催

教育開発出版株式会社主催、株式会社旺文社協賛による「2017年度英語朗読コンテスト 優秀者表彰式」が3月25日、都内で開催された。
 冒頭、教育開発出版の糸井幸男専務取締役が挨拶。「幼児から中学生までが対象の本コンテストは1989年から開催していますが、今回もたくさんの子供たちが参加してくれました。今日はそのなかから43名の優秀者に集まってもらっています。これからは私たち日本の文化についても学んで、ぜひ世界で活躍してください」と祝福した。
 続いて旺文社の平野修一郎氏が来賓として挨拶。「今、AIの時代を迎えていて、知識では機械に敵いません。しかし感情や表現力など、人間ならではの才能はたくさんあります。社会人になっても英語は必要になるので、今後も頑張ってください」とエールを贈った。
 次に審査員長である斎藤なが子氏が紹介され「今日はお祝いの日なので思いっきり楽しみましょう」と呼びかけた。
 そして式典は表彰へと移り、これから英語を頑張ってほしいという意味で5歳以下に贈られる特別奨励賞として、永田真悠さん、安藝魁真さんに賞状が渡された。
 続いて小中学生を対象に、優秀賞が発表された。今回は2497名の参加者中、95点以上を獲得した57名が選ばれ、式典には41名が出席。一人ずつ名前を呼ばれて賞状とトロフィーが手渡され、受賞者は緊張しながらも晴れ晴れしい様子であった。
 そして1位である最優秀賞には、金城花菜さんが選ばれた。金城さんはなんと、3年連続で最優秀賞に輝いている。「全国1位の結果を得ることができ、支えてくれた方々に感謝しています。私は中学に入ってからこの大会を知り、いかに言葉で伝えるかを学びました。これからもずっと英語を頑張っていきます」と喜びの気持ちを伝えた。
 総評として審査員長の斎藤氏が「CDを聞くことで朗読は上達します。そして声の高低、身振り手振り、キャラクターに成りきることも大切です」と述べた。
 最後は高得点者3名が実際に朗読をしてみせた。自分の発音を録音し、何回も聞いて練習したという三船あか梨さんは、ジェスチャーを交えながら上手に朗読。またストーリーをイメージしながら、主人公によって声や伝え方を変えているという金城さんのスピーチは引き込まれるようで、会場の参加者は拍手で讃えていた。
 わが子の晴れ舞台を撮影する保護者も加わり、会場は熱気を帯びていたのが印象的だった。来年もまた腕を磨いた子供たちが、素晴らしい朗読を聞かせてくれるだろう。

フォニックスの日にちなみキャンペーンを実施中

1979年の創立以来、39年に渡って児童英語教育をおこなってきた株式会社mpi松香フォニックス(以下、mpi)は、2018年4月12日〜5月29日の期間中「フォニックスの日にはフォニックスアルファベット・ジングルを言おう!」キャンペーンを実施している。
 mpi公式TwitterおよびInstagramに、フォニックスジングルを話している動画を「#mpiフォニックスの日」のハッシュタグを付けて投稿すると、抽選で合計42.9=43名にmpiオリジナル教材『フォニックスチャンツ(DVD)』が当たるというもの。
 この教材を使えば8種類のフォニックスルールの動画を見ながら、英語の基礎になる音と文字の関係や、フォニックスの特徴である音の足し算を、歌とチャンツで楽しく学ぶことができる。
 同社は2017年、「4(フォ)」「2(ニ)」「9(クス)」の語呂にちなみ、4月29日を「フォニックスの日」に制定している(一般社団法人 日本記念日協会認定)。そもそもフォニックスとは英語圏の子供たちに読み書きを教えるために開発されたもので、「文字」と「音」の関係を学ぶことによって正しい発音が身につけられる音声学習法のこと。例えば「bag」という単語はアルファベットではそれぞれ「ビー」「エー」「ジー」と発音されるが、単語や会話のなかでは「ブ」「ア」「グ」と発音され、それらをつなげると「bag」と読むことができる。
 フォニックスアルファベット・ジングルとは、“A/a/,/a/,apple”のように、文字の名前、それが表す音、その音ではじまる単語を1セットにして、AからZまでリズムよく唱えていくもの。mpiでは日本の子供たちの発音・読み・書きを育む上で、フォニックスアルファベット・ジングルは非常に有効だと考えている。
 さらに同社では、ジングルは算数の九九のようなものだと捉えている。日本の子供たちは2年生のときに九九を一生懸命覚えることで、大人になってからも9×9までの暗算を簡単におこなえるが、同様にフォニックスアルファベット・ジングルも一度身につければ、子供たちの一生の財産になるとしている。
 mpiは「フォニックスの日」をきっかけとして、フォニックス学習法のさらなる普及を目指し、日本の子供たちに適した英語教育に一層貢献していきたい考えだ。

TerraTalkに、AIがスピーキング力を評価し、偏差値として算出する新機能を実装

4月20日、ジョイズ株式会社(東京都品川区 柿原 祥之代表取締役 以下ジョイズ)は、英会話学習アプリケーション「TerraTalk(テラトーク)」に、AIがスピーキング力を評価し、偏差値として算出する新機能を実装することを発表した。
 TerraTalkは、AIとの英会話を通じて、様々な場面での実践的な英語をバランス良く習得できる英会話アプリ。会話の中からAIが語彙、発音、流暢さなどを自動的に診断し、苦手を特定・解決してくれる。さらに、異なる英語力に対応した100以上の学習コースを用意し、試験や職種など、一人ひとりのニーズに応じて実践的な英会話を場所や回数を問わずに学べる。

管理者画面に各生徒のスピーキング能力を偏差値で表示

 今回の新機能は、スピーキング評価の教師の負担軽減、担当者によって違う評価軸を一定にすることができるもの。AIとの間で行われた実際の英会話をもとに、文法情報や語彙、発音、流暢さなどを総合的に評価し、グループ内偏差値を算出することで、生徒のスピーキング力を定量的に可視化する。これにより、指導の優先順位付けや教材の難易度の調整などが可能となり、クラス分けや授業計画立案への利用を想定している。
 また、ジョイズは、新機能搭載に加えて、2017年7月に本アプリを試験導入し、英検®合格者数1.9倍の増加を実現した日本体育大学柏高等学校(千葉県柏市 氷海 正行校長)が、TerraTalkを本格導入することも発表した。
 同校英語科主任の小西智子氏は、
「発音、アクセント、イントネーションにおいて一定の基準で正誤の判断ができることは、スピーキングの技能向上、 ひいては英語の4技能化を進めていく上で非常に有効であると思います。また、本人の苦手な発音などが可視化されることで意識的に発音練習を行えることは、やみくもに練習するより何倍もの効果を生むと考えられます」と導入の狙いについて語る。
 同校では、英検®3級合格レベルを目指す学校基礎文法コースから、留学生コースなどを高校1~3年生約1100名が利用する予定だ。