認可保育の入所倍率、東京の12区で上昇 2倍超は4区 

今年4月の認可保育施設への入所倍率は、東京23区の12区で前年より上がり、希望の施設に入りにくくなったことがわかった。うち4区は2倍を超えた。前年より枠を増やしたが、申込者の増加に追いついていない状況だ。待機児童は都市部に集中しており、昨年4月時点の全国2万3167人のうち、東京都が7814人で34%を占める。倍率は申込数を受け入れ枠で割って算出。最も倍率が高かったのは杉並区で2・21倍。目黒区と並んだ。続いて世田谷区で2・15倍、渋谷区で2・03倍、台東区で1・98倍だった。 

2016年4月の塾歴(じゅくごよみ)

4月12日(火)11:00-13:00
駒込学園 駒込中学・高等学校 主催
「駒込学園 平成26年度入試報告会」
会場:東天紅 上野本店
お問い合わせ:Tel.03-3828-4141(駒込中学校・高等学校)
4月14日(木)10:00-11:30
(株)学研エデュケーショナル、(株)アーテック 共催
「『もののしくみ研究室』発表説明会」
会場:名鉄グランドホテル(名古屋市中村区)
お問い合わせ:Tel.03-6431-1337(学研エデュケーショナル ICTスクール事業部)
4月16日(土)13:00-18:00
iTeachers 主催
「iTeachersカンファレンス 2016」
会場:同志社中学校 グレース・チャペル (京都)
お問い合わせ:Email iteachers@outlook.com
4月19日(火)10:00-11:30
(株)学研エデュケーショナル、(株)アーテック 共催
「『もののしくみ研究室』発表説明会」
会場:トラストシティカンファレンス・丸の内
お問い合わせ:Tel.03-6431-1337(学研エデュケーショナル ICTスクール事業部)
4月25日(月)17:00~
株式会社興学社 主催
「合格出陣式」
会場:オリンパスホール八王子
お問い合わせ:Tel.044-959-4001(担当:総務部 町田)
4月17日(日)14:00-18:00
全日本私塾ネットワーク 主催
「第14回 全国塾長、職員研修『心安らぐ温かな時間』」
会場:東京ガーデンパレス
お問い合わせ:Tel.090-1888-6665(私塾ネット事務局 仲野)
4月21日(木)10:00-11:40
株式会社エデュケーショナルネットワーク 主催
「2016年度 関西中学入試結果総括」
会場:AP大阪駅前 梅田1丁目
お問い合わせ:Tel.06-6136-1113
4月26日(火)10:00-11:30
(株)学研エデュケーショナル、(株)アーテック 共催
「『もののしくみ研究室』発表説明会」
会場:ホテルグランビア大阪
お問い合わせ:Tel.03-6431-1337(学研エデュケーショナル ICTスクール事業部)
5月18日(水)~20日(金)
リード エグジビジョン ジャパン株式会社 主催
「第7回 教育ITソリューションEXPO」
会場:東京ビッグサイト
お問い合わせ:Tel.03-3349-8510
5月29日(日)11:00-17:00
開倫研究所 主催
「第11回全国模擬授業大会・国際大会」
会場:白鷗大学足利高等学校 富田キャンパス 6号館
お問い合わせ:Tel.0284-72-5945(担当:高尾)
5月29日(日)13:00-15:00
全国私塾情報センター(株式会社私塾界)主催
「私塾界リーダーズフォーラム2016」
会場:八仙閣本店(福岡市博多区)
お問い合わせ:TEL.03-3987-0838(山田)
5月29日(日)15:00-19:30
公益社団法人 全国学習塾協会 九州・沖縄支部 主催
「2016年 研修会・懇親会」
会場:八仙閣本店(福岡市博多区)
お問い合わせ:TEL.092-718-0080(支部長 中垣)
6月12日(日)15:00-17:00
東京私塾協同組合 主幹
「私塾協同組合連合会 第22回全国研修大会」
会場:渋谷エクセルホテル東急
お問い合わせ:TEL.03-3970-2866(事務局)

米アップル アイフォーン「SE」発売

米アップルは3月31日、新型スマートフォン「iPhoneSE」を発売した。約2年半前に発売した「5s」と同じ4インチの画面サイズを採用した。アイフォーンの販売は減速しており、価格を抑えた小型サイズの投入で需要を掘り起こしたい考えだ。SEは現行の「6s」より小さいが、6sと同程度の処理水準で、高精細カメラも搭載した。ライバル勢との競争でスマホの大型化が進む中、小型サイズは片手で操作しやすく、大型スマホの購入を控えていた利用者の買い替えが期待されそうだ。アップル直営店では5万2800円(税別)から販売。

お茶大に認定こども園 文京区立

東京都文京区とお茶の水女子大学(同区)は4月1日、同大敷地に「区立お茶の水女子大学こども園」を開園した。こども園は保育所と幼稚園の機能を併せ持つ施設。国立大学法人はこども園を設置できない規定があるため、大学が無償で提供した445平方メートルの土地に、区が2階建て園舎を建設した。建設費用は約2億6500万円。区によると、自治体が設置し国立大学が運営する「公設国営」の認定こども園は全国で初めて。保育の受け皿を増やしたい区と、乳幼児教育の研究を進めたい大学のニーズが一致した。

製菓衛生師コース新設 目白大短期大学部

目白大学短期大学部(東京・新宿)は4月、製菓学科に製菓衛生師コースを新設する。国家資格である「製菓衛生師」の試験を受けるための単位を取得できる。学生の就職やパティシエの育成につなげる狙いだ。4月入学の学生を1期生として受け入れる。2年生の夏までに食品衛生や製菓技術を学び、秋ごろに製菓衛生師の試験を受ける。同大は国内唯一の製菓学科を持ち、製菓衛生師の取得に特化したコースの開設は全国でも珍しいという。

医師の数、2040年に1万8千人過剰に 厚労省が推計

厚生労働省は3月31日、全国の医学部の定員を現状のまま維持した場合、2040年に医師数は1万8千人過剰になるとする推計結果を明らかにした。人口減少によって、必要な医師数も減っていくためという。ただ、日本全体でみた推計で、地域別は出していない。

 16年度の医学部定員は計9262人。この数が将来も続いていくと仮定すると、全国の医師数は15年の27万4千人から、40年には33万3千人に増えるという。

 一方、必要となる医師数は、人口推計や医療機関への受診率などをもとに計算した。現状では、必要数と比べて医師数は約3千~約2万6千人不足しているとされる。

 必要数がもっとも多くなる想定でみると、33年ごろに必要数と医師数が約32万人で一致し、40年には必要数が約31万5千人に減り、医師が1万8千人あまるという。

大阪市立大 健康科学イノベーションセンター

大阪市立大学健康科学イノベーションセンター(大阪市)は疲労研究を軸にした産学連携に力を入れている。同センターは2013年7月、JR大阪駅北側の複合施設「グランフロント大阪」にある産学連携拠点「ナレッジキャピタル」内に開設。スタッフは7人。管理栄養士や健康科学の専門家などが常駐する。労働安全衛生法の改正で、15年12月から従業員50人以上の事業所はストレスチェックを実施することが義務付けられた。疲労にはストレスや睡眠、生活習慣病など様々な要因が関わることから、今後も他機関との共同研究を進める。

広島大、東千田に新拠点

広島市中区東千田町の広島大東千田キャンパスで3月28日、新しい「東千田未来創生センター」の完成記念式典が開かれた。4月から医学、歯学、薬学部の1年生計約400人が教養課程を学ぶ。センターは地上4階で延べ床面積5150平方メートル。講義室は10室あり、最も大きな部屋は最大345人が入る。6室あるプロジェクトルームでは、平和に関する研究・教育や、社会人の「学び直し」などをテーマに産学官が連携して研究に取り組むという。グループワーク室では、グループごとに長机とホワイトボードが使える。

子どもの習い事体験フェスタ、京都にて開催

今春からオープンする京都駅近くに開設予定の京都鉄道博物館。そこから程近い梅小路公園にて、「子どもの習い事体験フェスタ」が開催された。

2016_040401

(株)京進の英会話事業「ユニバーサルキャンパス」

(株)アーテックが開発した知育玩具「アーテックブロック」

(株)アーテックが開発した知育玩具「アーテックブロック」

本イベントは親子参加型イベントや家庭教育プロジェクトなどの事業を行う合同会社彩り(兵庫県)が主催。幼児・小学生向けの習い事を体験できるイベントで、兵庫会場、大阪会場などでの開催を経て、京都では初の開催となる。当日は、公文グループの「ベビークモン」、株式会社京進の「京進ユニバーサルキャンパス」、アーテック社による同社が開発した「アーテックブロック」などの体験ブースがあり、各ブースではお目当ての習い事を体験する親子連れでごった返していた。幼少期からの教育への関心の高さが垣間見えたイベントとなった。

次回は5月22日(日)に大阪城公園西の丸庭園で開催予定。

リチウムイオン超える新型電池 京大など研究チーム開発

京都大学などの研究チームが3月28日、大量の電気を蓄えられるフッ素と金属の化合物を電極に使うことで、現在のリチウムイオン電池を超える性能の新型電池を開発したと発表した。新型電池は正極から負極側にフッ化物イオンを流して電気を取り出す。現在広く使われているリチウムイオン電池は、逆の負極から正極側に、リチウムイオンを流して電気を取り出すしくみだ。繰り返し充放電できる耐久性を高め、将来的に小型・大容量電池の実用化を目指す。