今年4月の認可保育施設への入所倍率は、東京23区の12区で前年より上がり、希望の施設に入りにくくなったことがわかった。うち4区は2倍を超えた。前年より枠を増やしたが、申込者の増加に追いついていない状況だ。待機児童は都市部に集中しており、昨年4月時点の全国2万3167人のうち、東京都が7814人で34%を占める。倍率は申込数を受け入れ枠で割って算出。最も倍率が高かったのは杉並区で2・21倍。目黒区と並んだ。続いて世田谷区で2・15倍、渋谷区で2・03倍、台東区で1・98倍だった。
厚生労働省は3月31日、全国の医学部の定員を現状のまま維持した場合、2040年に医師数は1万8千人過剰になるとする推計結果を明らかにした。人口減少によって、必要な医師数も減っていくためという。ただ、日本全体でみた推計で、地域別は出していない。
16年度の医学部定員は計9262人。この数が将来も続いていくと仮定すると、全国の医師数は15年の27万4千人から、40年には33万3千人に増えるという。
一方、必要となる医師数は、人口推計や医療機関への受診率などをもとに計算した。現状では、必要数と比べて医師数は約3千~約2万6千人不足しているとされる。
必要数がもっとも多くなる想定でみると、33年ごろに必要数と医師数が約32万人で一致し、40年には必要数が約31万5千人に減り、医師が1万8千人あまるという。
今春からオープンする京都駅近くに開設予定の京都鉄道博物館。そこから程近い梅小路公園にて、「子どもの習い事体験フェスタ」が開催された。
本イベントは親子参加型イベントや家庭教育プロジェクトなどの事業を行う合同会社彩り(兵庫県)が主催。幼児・小学生向けの習い事を体験できるイベントで、兵庫会場、大阪会場などでの開催を経て、京都では初の開催となる。当日は、公文グループの「ベビークモン」、株式会社京進の「京進ユニバーサルキャンパス」、アーテック社による同社が開発した「アーテックブロック」などの体験ブースがあり、各ブースではお目当ての習い事を体験する親子連れでごった返していた。幼少期からの教育への関心の高さが垣間見えたイベントとなった。
次回は5月22日(日)に大阪城公園西の丸庭園で開催予定。