デジタル・ナレッジ、岡山理科大学の理系通信教育部新設を支援

LMSとスタッフ常駐の伴走体制で、認可後7カ月の短期開講を実現

 eラーニング専門ソリューション企業のデジタル・ナレッジは、岡山理科大学が学内で初めて開設した理系通信教育部(通信教育部 情報理工学部 情報理工学科)の立ち上げを支援した。学習管理システム(LMS)とスタッフ常駐による運用支援を組み合わせた伴走体制により、認可からわずか約7カ月という短期間での開講準備と、安定した運用体制の構築を実現した。

 岡山理科大学は、1964年創立の理系を中心とする総合大学で、近年は国際的な大学ランキングにも名を連ねるなど評価を高めている。一方、少子化による18歳人口の減少や、コロナ禍を契機としたオンライン学習の普及を背景に、理系分野における新たな学びの提供手段として通信教育部の設置を構想していた。しかし、学内で通信制教育の立ち上げは初の試みであり、システム構築からコンテンツ制作、運用設計までをゼロから整備する必要があった。

 こうした課題に対し、デジタル・ナレッジはLMS「KnowledgeDeliver」を中核に、カスタマイズ対応や動画制作支援、基幹システム連携に加え、スタッフが学内に常駐する形での運用支援を提供。立ち上げ初期からスケジュール管理や制作工程を含めた包括的な支援を行い、短期間での開講を下支えした。

 2025年4月の開講後は、国内外から多様な学生が入学し、オンライン環境でありながら通学課程と同等の学習成果を目指せる教育がスタートしている。復習を重視した教材設計や学習履歴の可視化などにより、通信制でも学修の質を担保できる体制が整えられた。

 岡山理科大学 通信教育部 情報理工学部 情報理工学科長の牧祥教授は、「教職員全員が通信制立ち上げは初めてで、ノウハウがない中、デジタル・ナレッジの支援は非常に大きな力になった。質の高い学びを提供できるシステムが構築できた」と評価する。また、通信教育事務部の宮本裕生氏も「スタジオ構築から撮影、編集、運用までを継続的に支援してもらえたことが、短期間での立ち上げにつながった」と振り返る。

 今後、岡山理科大学はコンテンツ品質のさらなる向上や学生コミュニティの活性化、個別支援体制の強化などを進め、通信教育の質を高めていく方針だ。デジタル・ナレッジは、システムと人的サポートを組み合わせた支援モデルを通じ、大学教育のDX化とオンライン学習の普及を後押しし、大学が持つ知の社会還元を支えていく考えだ。

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