一般社団法人日本救急救命士会は、救急救命士を目指す学生の学業および人物面での優れた成果を顕彰する「日本救急救命士会 学業優秀賞」について、2025年度(令和7年度)修了予定者を対象とした候補者推薦の受付を開始した。
同賞は、将来の救急医療を支える人材の育成と、救急救命士としての誇りや志の醸成を目的に制定された表彰制度で、全国の救急救命士養成施設(大学、専門学校等)から、人物・学業ともに優秀で、他の学生の模範となる修了生を推薦対象としている。
推薦は各養成施設につき1名まで(前後期制を採用する施設は各期1名)とし、受賞者には賞状が授与される。推薦書の提出後、概ね7日程度で各施設の指定先へ発送される予定だ。
日本救急救命士会によると、近年は高齢化の進行による救急搬送件数の増加や、2021年の救急救命士法改正に伴う活動範囲の拡大などを背景に、救急救命士に求められる役割と専門性は大きく広がっている。同会では、こうした環境変化の中で、教育と研鑽に裏打ちされた専門職人材の育成が、救急医療全体の質の向上につながるとしている。
推薦の申込締切は2026年3月20日(必着)。申し込みは専用のWEBフォームまたは所定の推薦書によるFAXで受け付ける。
日本救急救命士会の登録者数は、2025年3月31日現在で7万5947人にのぼり、同会は今後も職能向上と社会的評価の確立に向けた取り組みを進めていく方針だ。




