神戸市立岩岡中学校で2026年1月29日、最新のデジタル技術を防災や情報教育に活用する特別授業が行われた。株式会社Meta Heeroes(メタヒーローズ)などが企画したもので、2クラス計約60人の生徒が参加し、生成AI(人工知能)の適切な利用法やメタバースを用いた災害の疑似体験に取り組んだ。
授業は、高度情報化社会である「Society 5.0」の到来を見据え、先端技術を社会課題の解決に役立てる力を養うことを目的としている。前半のAIリテラシー教育では、講師が生成AIを用いて音楽や映像を作成する実演や、プログラミングによってゲームを構築する様子を公開した。生徒たちは技術の利便性を体感する一方で、偽情報の拡散や著作権侵害、セキュリティ上のリスクといった負の側面についても説明を受けた。技術を単なる道具としてではなく、多角的な視点から正しく扱う重要性が示された。
後半の防災学習では、同社が神戸市と共同制作したメタバースコンテンツ「阪神・淡路大震災を知ろう~タイムトラベル編~」が活用された。生徒たちは3人1組のチームを組み、オンライン上の仮想空間で被災者の救助活動に取り組んだ。震災当時の街並みや被害状況が再現された空間での活動を通じ、自らの命を守るための判断や、地域社会に貢献するために必要な具体的な行動を学んだ。
事後の調査では、参加した生徒の90%以上がAIに対する意識が変化したと回答した。生徒からは、教科書の記述よりも当時の状況が現実味を持って伝わったという声や、仲間と協力して救助にあたることの難しさと大切さを実感したという感想が寄せられた。また、技術を学ぶ重要性を感じ、家族と震災について話し合いたいといった意欲も見られた。
企画した同社は、今回の取り組みを一つのモデルケースとし、今後も自治体や教育機関と連携したDX教育・防災啓発活動を全国で展開していく方針だ。最先端技術を正しく理解し、活用できる次世代を育成することで、持続可能な社会の構築に貢献したいとしている。
【株式会社Meta Earth Heroes】
代表取締役:松石和俊、木村麻子
事業内容:XR、メタバースの企画・制作・販売、教育施設運営、WEB3関連事業
問い合わせ先:info@metaearth.co.jp
【株式会社Meta Heroes】
株式会社Meta Heroesは「Society 5.0 × SDGs × HERO」をテーマに事業を展開。
主にメタバース(XR)やAIを活用した開発やDX教育施設『Hero Egg』の運営、そして半年で15,000名を超えるAIの企業研修を行うと同時に教育・防災・地方創生など社会課題の解決に取り組む企業。2025年5月大阪・関西万博のEXPOホールにて「メタバース・XR・AIアワード」および「防災万博」を主催し、延べ14,622人が来場した。
オフィシャルサイト:https://meta-heroes.io




