ELSA(米国カリフォルニア州、CEO Vu Van)は、立教新座中学校高等学校(新座市、佐藤忠博校長)が最先端の英語教育をめざし、4月からAIによる発話支援サービスELSA Speakを中学2年生に導入開始したことを発表した。ELSA(English Language Speech Assistant)は、英語をより正しく、自信を持って話せるようになるためにAIによる発話支援サービスELSA Speakを提供している。
ELSA(English Language Speech Assistant)は英語をより正しく、自信を持って話せるようになるためのAIパーソナルコーチアプリ。2015年にGoogleのAI投資部門から出資を受けて以来、100カ国以上の4000万人のユーザーに利用されており、世界のAI企業100にも選ばれた独自の音声認識技術により、学習者は個人のスピーキングの弱み(発音・アクセント・イントネーション・流暢さ・語彙力・文法)を特定し、短期間で改善することができる。アプリは京都大学をはじめとした世界中の教育機関や日本の京都府京丹後市・秋田県湯沢市といった地方自治体、聖光学院・栄光学園といった私立学校でも採用されている。
2023年3月29日~31日の3日間、ロンドンで開催された“BETT 2023”(British Educational Training and Technology Show)は、3年ぶりのオフライン開催ということもあり、100以上の国々から3万人以上の来場者が集まり、大変な盛り上がりを見せた。世界最大のEdTech展示会にふさわしく、600以上の革新的なEdTech企業がブースを構え、7,000以上のConnect@Bettという小会議が開催された。BETT2023を通して見えてきたEdTechの大きな三つのトレンドについてレポートする。
ただ、オックスフォード大学 Assistive Technology Officer(支援技術責任者)のDominik Lukesの“How to Teach and Learn with ChatGPT”という講演は、超満員に膨れ上がるなど参加者の関心の高さは実感した。また、プログラミング教育用の教材や生徒管理ツールにChatGPTを組み込むなど、既に新しいチャレンジを開始しているスタートアップもいくつか見受けられた。
ヤマハ株式会社は、インド共和国デリー教育委員会(Delhi Board of School Education)と連携し、2023年4月よりデリーの公立初等学校10校の第5学年を対象に、リコーダーを使った日本型器楽教育を導入した。インドでは、2017年よりリコーダーやキーボードのプログラムを私立初等学校の課外活動として展開してきたが、今回初めて公立初等学校の正規授業内で実施する。ヤマハは、リコーダーの技術的な指導だけでなく、グループワークやディスカッションなどを通じ相互理解の場を授業に取り入れたプログラムを提供している。また、授業開始に先立ち、全人的な教育の指導法に注目した音楽科教員研修を実施している。今後は、デリーでの導入校の拡大を目指す。インドでの「初等教育への日本型器楽教育導入事業」は、文部科学省による「令和4 年度第2 回EDU-Port ニッポン応援プロジェクト」の一つに選ばれている。
英語塾を運営する株式会社キャタル(東京・渋谷区、三石 郷史 代表取締役)が国内8校舎目として東京立川に「立川GREEN SPRINGS校」を、株式会社学研ホールディングス(東京・品川区、宮原 博昭 代表取締役社長)の運営する英語体験型学習施設「TOKYO GLOBAL GATEWAY」の提携校として開校したことを発表した。
キャタルは「ABCからTOEFL100点まで 世界一生徒の英語力が伸びる塾」をビジョンに掲げ、「読む、聞く、書く、話す」の4技能を世界最高水準で提供する英語塾。今回、「TOKYO GLOBAL GATEWAY」のまるで海外に来たかのようなグローバルな世界を存分に体験できる環境で、キャタルの学習法を通じて子供達へ英語体験を身につけることで、より英語の楽しさや、英語を使った成功体験を感じてもらいたいと思い、「立川GREEN SPRINGS校」を開校するに至った。