Archive for: 5月 2023

国際基礎学力検定「TOFAS」第10回を2023年6月12日(月)より開始

 株式会社スプリックス(東京・豊島区、常石 博之 代表取締役社長)は、国際基礎学力検定「TOFAS(Test of Fundamental Academic Skills)」の第10回検定を、2023年6月12日(月)より、受験料無料にて実施する。実施国数はのべ32、累計受験者数は100万人を超えた。海外では国や地域単位での実施が拡がり、また、日本国内では全国の教育委員会における導入が拡大している。
「TOFAS」公式Webサイト:https://tofas.education/jp

 国際基準で基礎学力を「評価」することができるTOFASの主な特徴。
(1)基礎に特化した学力の「評価」ができる
 全ての学力の土台となる基礎学力は、教育を受ける子どもたちの環境が大きく変わろうとしている今、その重要性が再認識されています。TOFASは、基礎に特化し学力を正しく「評価」する。
(2)世界規模で基礎学力の「比較」ができる
 世界11ヵ国の保護者のうち75%*は「グローバルに学力を測定できる仕組みがあれば利用したい」と回答している。日本を含む世界35か国で実施するTOFASは世界規模での基礎学力の「比較」が可能。
*スプリックス基礎学力研究所「世界11ヵ国において子ども・保護者を対象に実施した学習に関する「意識調査」」
(3)一人ひとりの基礎学力定着に必要な「のびしろ」が分かる
 TOFASは、正答率や合否結果に加え、受験データを分析し学力向上に必要な「のびしろ」をフィードバックする。分析結果を一人ひとり個別に可視化することで、基礎学力の確実な定着につなげていく。

TOFAS第10回検定の概要
(1)受験日・時間
 2023年6月12日(月) ~ 2023年6月18日(日)
(2)申込期間
 ~ 2023年6月7日(水)
(3)基本情報
 対象科目 :計算、英単語、漢字・語い
 検定時間 :各40分
 合格ライン:正答率80%以上
 出題形式 :回答選択方式(一部、回答入力方式および回答書き込み方式)
 必要な物 :PCまたはタブレット、受験情報が示されたメール、計算用紙、筆記用具
        (漢字・語い、はタブレットおよびタブレットに対応したペンが必要)
 受験結果 :受験期間終了から2週間後以降にメールを配信。Web上で結果の閲覧が可能
      :合格者には合格証(サーティフィケート)をデータにて発行
 受験料  :無料

申込方法
「TOFAS」公式Webサイト(https://tofas.education/jp)へ。申込みページにてメールアドレスを入力後、フローに従い必要情報を登録、科目やレベルなどを選択すると手続きが完了する。

慶應義塾大 ゲノム編集技術とiPS細胞を組み合わせた脳挫傷に対する新規治療法開発

 慶應義塾大学医学部脳神経外科学教室の戸田正博教授らの研究グループは、ヒトiPS細胞由来の神経幹細胞(Neural stem cell:NSC)が、損傷脳組織に向かって集まることを証明し、NSCを脳機能改善のために治療応用する安全な再生医療の研究を進めている。
 この研究では、ゲノム編集技術を用いてiPS細胞に自殺遺伝子を組み込み、「治療用NSC」に誘導後、脳内に移植することにより、脳挫傷モデルマウスの運動機能を改善することができた。さらに、プロドラッグを投与することにより、脳内移植後、未分化な状態で残存したNSC細胞を死滅させることができた。これにより、iPS細胞を用いた再生医療において問題視される移植細胞の腫瘍化リスクを回避できる。
 治療用NSCは、脳内の損傷部位に遊走し、低下した脳機能を改善できる可能性が期待されている。脳挫傷に対する安全な再生医療の実現のため、早期の臨床試験開始を目指して、現在、臨床グレードの治療用NSCの作製準備を行っている。

 この研究成果は、2023年4月8日(日本時間)に英科学誌STEM CELLS(オンライン版)に掲載されている。

福島大 入試で出題ミス 後期日程「数学」

 福島大学は5月12日、2023年度の食農学類一般選抜(後期日程)の数学の大問Iの(3)において、出題ミスがあったと発表した。問題文の条件設定に誤りが判明した。出題ミスがあった設問は、受験者28人全員を正答として扱い、再採点を行ったが、合否判定に影響はなかった。

東京農大第一高2025年春から募集停止 完全中高一貫校化

 東京農業大学第一高校は5月14日、2025年春から高校募集を停止すると発表した。完全中高一貫化に伴う2024年・2025年の入試制度について、塾・教育関係者を対象にした説明会を開催する。説明会は6月13日に開催し、申込みはWebサイトで受け付ける。

 東京農業大学は、1891年(明治24年)明治の政治家・榎本武揚により徳川育英会の育英黌農業科として設立後、1950年(昭和25年)に「東京農業大学第一高校」の前身となる附属校を開校している。2023年度の高校入試では、一般105人の募集枠に対し、男子353人、女子222人の計575人が受験、男子242人、女子178人の計420人が合格した。

 大学入試では、併設校への進学の他、国公立・早慶上理・MARCHに卒業生・現役生あわせ551名が合格、2023年度は過去最高となる合格実績を更新した。

 高校入試は、2024年度の現中3生の入試が最後となり、2025年より募集を停止、完全中高一貫校として新たな一歩を踏み出す。同校で6月13日に開催する説明会では、完全中高一貫化にともなう2024年・2025年の入試制度や新校舎建築等にともなう新たな学習環境等について説明する。説明会終了後は、自由に校内見学・授業見学ができる。

 対象は塾・教育関係者。説明会内容は、後日動画配信を行う予定。来校での説明会参加、動画配信および同校の情報配信を希望する場合は、Webサイトフォームより登録する。

◆2024年・2025年入試制度の説明会
日時:2023年6月13日(火)11:00~12:00
会場:東京農業大学第一高校(東京都世田谷区桜3-33-1)
対象:塾の先生・教育関係者
申込方法:Webフォームから申し込む
※説明会終了後、校内見学・授業見学が可能
※後日、動画配信あり

進学イベント「彩の国進学フェア」が7月開催 埼玉県内外の公私高校が集まる

 読売新聞東京本社さいたま支局はさいたまスーパーアリーナで7月15日・16日、全国最大規模の進学イベント「彩の国進学フェア」を開催する。事前web予約による分散入場制。予約開始は6月中旬ごろの予定。
「彩の国進学フェア」は、受験生の志望校選びに向けて、埼玉県内外の公立高校と私立高校が一堂に集まる進学イベント。高校個別相談会において、各校の担当者が学校の特色やカリキュラム、授業の進め方、部活動、校内イベント等を紹介する。教育講演会や協賛企業展示ブースも予定している。
 出展校は5月16日現在、未公表。主催者によると今回と同じさいたまスーパーアリーナで開催した2019年の実績では、埼玉県内のほぼすべての公立高校と私立高校に加え、県外の国立・私立高校の参加もあり、約110校が出展した。
 参加対象は、中学3年生とその保護者。中学1・2年生と保護者のみも参加可能。入場無料。Webサイトからの事前予約による分散入場制。定員は、第1部(午前10時~正午)、第2部(正午~午後2時)、第3部(午後2時~4時)の各回3,800組。なお、1組2人以内。入場予約は、6月中旬ごろより受付開始予定。


◆2023彩の国進学フェア(公立・私立)
日程:2023年7月15日(土)、16日(日)
時間:10:00~16:00(最終入場15:30)
・第1部 10:00~12:00
・第2部 12:00~14:00
・第3部 14:00~16:00
会場:さいたまスーパーアリーナ(埼玉県さいたま市中央区新都心8)
定員:各回3800組(1組2人以内)
対象:中学3年生とその保護者(中学1・2年生と保護者のみも参加可)
入場料:無料
予約開始:2023年6月中旬ごろの予定
申込方法:Webサイトより入場予約へ

2023年4月度 アルバイト平均時給調査 全国の平均時給は1,236円

 ディップ株式会社は、2023年4月のアルバイト時給データを発表した。この調査は、アルバイト・パート求人情報サイト「バイトル」等当社の運営するサービスに掲載されたデータをもとに集計したもの。

 4月のアルバイト・パートの平均時給は1,236円(前年比27円増、前月比9円減)、また「バイトル」に掲載された求人件数は約305,000件となり、前年比2.8%増、前月比0.5%減となった。

「バイトル」:https://www.baitoru.com

【エリア別】全てのエリアで前年比プラス 九州エリアは過去最高
 関東エリアの平均時給は1,270円(前年25円増、前月比17円減)、東海エリアの平均時給は1,193円(前年比26円増、前月比8円減)、関西エリアの平均時給は1,244円(前年比13円増、前月比23円減)、九州エリアの平均時給は1,179円(前年比43円増、前月比31円増)となった。

【職種別】7職種が前年比プラス 飲食は1,085円で過去最高 
 職種別の平均時給は、9職種中7職種の大カテゴリが前年を上回った。事務的職業は1,362円(前年比17円増、前月比70円減)、専門的職業は1,496円(前年比242円増、前月比10円増)、飲食の職業は1,085円(前年比47円増、前月比4円増)、販売の職業は1,077円(前年比24円増、前月比3円減)、サービスの職業は1,245円(前年比4円増、前月比34円増)、運搬・清掃・包装等の職業は1,262円(前年比7円減、前月比48円増)、建設の職業は1,596円(前年比200円増、前月比122円減)、製造・技能の職業は1,410円(前年比14円増、前月比18円増)、教育の職業は1,484円(前年比116円減、前月比168円減)となった。

※平均案件数は「バイトル」に掲載の、雇用形態「アルバイト・パート」の仕事情報のみで算出

日本科学未来館 常設展示を7年ぶりに大リニューアル

 日本科学未来館(略称:未来館、浅川 智恵子 館長)は、2023年11月22日(水)に3つのテーマ「ロボット」「地球環境」「老い」に関する新たな常設展示を公開する。2016年の大規模改修以来、7年ぶりの大リニューアルとなる。新展示は、2021年4月に掲げたMiraikanビジョン2030「あなたとともに『未来』をつくるプラットフォーム」の実現に向けて、先端科学技術がもたらす社会の未来像や課題を一人ひとりが「自分のこと」として捉え、課題発見やアイデアの探究、意見共有を通して未来を考えていくことなどを目指す。なお、リニューアルに伴い、2023年8月末に一部の常設展示の公開を終了する。

「ロボット」の新展示では、ロボットが生活に溶け込んだ未来の街を探索する体験や、今まさに進んでいる研究の紹介、ロボットとのふれあいなどから、ロボット技術とどのように向き合っていくのかを考える。「地球環境」では、すでに変化が起こりつつある気候変動をはじめとした環境問題について、私たちに何ができるのかを探究する。「老い」では、加齢により誰にでも起こる身体の変化を疑似体験し、自身の老いとの付き合い方を探る。各展示では、来館者自らが課題を見つけて解決に向けたアイデアなどを探ったり、来館者同士が意見を共有し相互に考えを深めたりするなどの仕掛けを盛り込む。

 未来館が2021年4月に掲げたMiraikanビジョン2030「あなたとともに『未来』をつくるプラットフォーム」では、さまざまな課題解決や未来社会づくりに向けて、年代や国籍、障害の有無などに関係なくあらゆる人が参加してアイデアや取り組みを生みだし、社会に広めるための場になることを目指す。新展示公開に先立ち、浅川 智恵子 館長は「来館者の皆さんがワクワクしながら展示を体験し、未来を自分ごとに感じてもらうことを大切に、スタッフ一丸となり企画制作を進めている。新しい未来館にどうぞご期待ください」と述べた。

■公開日

2023年11月22日(水) (予定) 

■新展示の工事に伴い公開を終了する常設展示

8月31日(木)まで:「ともに進める医療」、「アナグラのうた ―消えた博士と残された装置」、「ビジョナリーラボ」

11月上旬まで:「アンドロイド ―人間って、なんだ?」

※その他の展示も一時閉鎖や仮設エリアでの公開などを予定中。

静岡県立ふじのくに国際高等学校の校章デザインを募集

 令和6年4月、静岡県島田市に開校する、静岡県立ふじのくに国際高等学校の校章デザインを募集している。国際バカロレア教育の導入も目指しており、新しい教育の象徴となるこの学校のイメージにふさわしい校章デザインを募集している。

■応募方法

電子メール、はがき、または所定の用紙(県立ふじのくに国際高等学校ホームページに掲載)の郵送により応募。
校章案は、はがきの場合は5cm×5cmのデザイン、電子メールの場合は校章案をJPEG形式(拡張子jpg、500KB程度以内)で添付し、校章案の説明(理由やイメージ等)、住所、氏名、電話番号を記入して応募して下さい。
募集期間
令和5年5月18日(木)から令和5年6月30日(金)まで(必着)
審査・決定  
ふじのくに国際高等学校開校準備委員会において審査・決定する。

校章案採用者1名に記念品を贈呈する。

■問い合わせ・応募先

ふじのくに国際高等学校開校準備委員会事務局(県立金谷高等学校内)
住所:〒428-0018島田市金谷根岸町35番地
電子メールアドレス:fujikoku.shizuoka@gmail.com
校章募集要項、応募用紙及び学校概要は、ふじのくに国際高等学校特設サイトへ。
https://sites.google.com/view/edu-pref-shizuoka-jp-fujikoku/

その他(応募条件)
(1) 未発表の新規デザイン案に限る。
(2) 採用案の著作権は、主催者(開校後はふじのくに国際高等学校)に帰属するものとする。
(3) 必要に応じて当初の応募案に補作・修正を施す場合がある。
(4) 応募案の多寡によって採用案を決定するものではない。
(5) 応募作品は返還しません。応募に要する経費は応募者の負担となる。

大阪府、高校と公立大学の授業料を完全無償化へ 2026年度に実現予定

 大阪府は、高校と大阪公立大学の授業料を完全無償化するための素案を公表した。来年度から段階的に実施し、2026年度には全員が無償化される予定で、所得や人数制限はない。この取り組みは全国的にも初めての試みであり、関西1府4県や高校とも協議を行いながら制度を設計していく予定。実施には年約427億円の公費が必要で、府は財源の確保に向けた取り組みを行っている。

ポラス 柏市、松戸市、流山市、野田市、我孫子市の新小学 1 年生 12,084 名に 「交通安全じゆうちょう」を寄贈

 ポラスグループ ポラス(株)(埼玉・越谷市、中内晃次郎 代表取締役)は5月9日・ 11日・12日、千葉県の柏市(5/9)、松戸市、 流山市、野田市(5/11)、我孫子市(5/12)の 教育委員会を通じて、新小学1年生合計 12,084名に「交通安全じゆうちょう」を寄贈した。
 ポラスグループでは、2000 年より松戸市、 流山市、野田市を対象に、横断歩道で手を挙げることを啓発するスポンジ製の手形ツ ール「セーフティハンド」の寄贈を行っており 2010 年からは寄贈物を「交通安全じゆうちょう」に変更し、同自由帳の寄贈は 2023 年で 14 年目となった。セーフティーハンドからは 24 年間継続して、新小学 1 年生の交通安全啓発の支援をしている。