最も有名な日本人は欧米では昭和天皇、アジアは安倍首相

公益財団法人「新聞通信調査会」が、海外で最も名前が知られている日本人について6カ国で行った世論調査で、欧米では昭和天皇、アジアは安倍晋三首相だった。調査は1月、米国、英国、フランス、中国、韓国、タイで実施。それぞれ約1000人に知っている日本人を1人だけ挙げてもらったところ、米英仏は15~22%、アジア3カ国は45~56%の人から回答を得た。その結果、米英仏では昭和天皇が最も多く、アジア3カ国ではいずれも安倍首相がトップだった。

和歌山大が高専と単位互換協定

和歌山大システム工学部(和歌山市)と和歌山工業高等専門学校(御坊市)は3月26日、単位互換に関する協定を結んだ。単位互換は高専生の大学編入を円滑にし、地域の産業を担う人材を育成する狙いがある。和歌山大への編入者は例年数人で、今春は4人の和歌山高専生が編入する。和歌山大は今回のような単位互換制度の拡大で、和歌山高専生の編入者数を10人程度に増やしたいとしている。同学部が高専と単位互換するのは初めてで、和歌山高専の学生は4月から同学部の授業を履修し単位を取得できる。

海外留学8年ぶり増、6万138人 12年度

2012年の日本人の海外留学者数は6万138人で前年を2637人(4・6%)上回り、8年ぶりの増加となった。文部科学省が発表した。海外の高等教育機関で学ぶ大学生や社会人を、経済協力開発機構(OECD)やユネスコなど各種の国際統計をもとに集計した。留学先は中国が2万1126人(前年比17・6%増)で、1983年の調査開始から初めてアメリカを上回って最多となった。アメリカは1万9568人(同2・0%減)、イギリスは3633人(同1・9%減)、台湾は3097人(同8・2%増)だった。

国立大を段階評価  文科省

文部科学省の有識者会議は3月26日、各大学の取り組みを3~5段階で評価し、翌年度の予算配分に反映させる改革案をまとめた。86校ある国立大の役割を明確にするため、16年度から「世界最高水準の教育研究」「特定の分野で世界的な教育研究」「地域活性化の中核」の3グループに分類。そのうえでグループごとに指標を設け、各大学を評価する仕組みを提案した。学生の就職率や教授の論文数、外国人留学生の受け入れ実績などグループごとに設ける指標で評価する。大学間の競争を促す狙いで、同省は2016年度から導入する。

私塾界リーダーズフォーラム 2015 in 東京

2015_セミナー

<<日程>>
  • 2015年5月18日(月)11:00〜16:00
<<会場>>
  • お茶の水ソラシティカンファレンスセンター東京都千代田区神田駿河台4-6

タイム・テーブル

11:00-12:00
トークセッション1

ICTで拓くグローバル人材教育

〜真の国際人を育てる英語教育・根幹をなす国語教育 現在地と未来地図

トークセッションテーマに合わせたキーパーソンを招いたトークセッションは、会場も巻き込んで白熱した議論が繰り広げられます。

登壇者
須藤 孝行氏 理究(ことばの学校 事務局 リーダー)
高島 康司氏 社会分析アナリスト
山田 未知之 『月刊私塾界』編集長

12:15-13:15
トークセッション2

ICTが変える大学進学

~国内大学と海外大学どちらを選ぶのか?

登壇者
大六野 耕作氏 明治大学 政治経済学部 教授
安河内 哲也氏 財団法人 実用英語推進機構 代表理事
桑原 克己氏 鷗州コーポレーション 専務取締役 AIC.NZ.LTD 代表取締役

 

13:15-13:40

ショーケース・セッション

本誌編集長が各ブースに公開インタビュー

展示ブース展示ブースでは最新の教材・教具・ソリューションを手に取って実際に体験することもできます。情報収集のためにもまたとない機会です。(ご出展企業募集中)

インフォクレスト http://www.infocrest.co.jp
Ace Kids Academy http://blog.goo.ne.jp/ace-kids
NTT東日本 http://www.ntt-east.co.jp
鷗州コーポレーション http://www.oshu.co.jp
加賀エデュケーショナルマーケティング http://www.kgem.co.jp
ソニープロテクノサポート http://www.sonyprotechnosupport.co.jp
ネスレ日本 http://www.nestle.co.jp
NOVA(GEOS) http://www.nova.co.jp
POPER http://poper.co
理究 http://www.riq.co.jp
50音順

 

13:50-14:50
パネルディスカッション 第1部

ICTがつなぐ学校と塾と家庭〔導入篇〕

パネルディスカッション行政、学校、塾、企業、それぞれの立場から、これまで教育にICTを導入するにあたって取り組んできたことをお話しいただき、組織内でのコミュニケーション、小規模拠点における導入について気を付けるべき点を確認してまいります。

 

14:55-16:00
パネルディスカッション 第2部

ICTがつなぐ学校と塾と家庭〔未来予測篇〕

あと5年でやってくる2020年。それまでにICTの利活用はどこまで進んでいるのか。1人に1台タブレットは配布されるのか。学校と塾と家庭が共通の学習プラットフォームで結ばれるのか。アクティブ・ラーニングが全ての教育現場で導入されているのか。識者の皆さまに予測していただきます。

モデレーター 為田 裕行氏 フューチャー・インスティテュート 取締役
パネリスト 豊嶋 基暢氏 文部科学省 生涯学習政策局 情報教育課
パネリスト 加藤 泰久氏 NTTサービスエボリューション研究所 主幹研究員
パネリスト 代田 昭久氏 武雄市 教育監 兼 武内小学校 校長
パネリスト 大橋 清貫氏 三田国際学園 学園長
パネリスト 北川 雅洋氏 アネムホールディングス 常務取締役

 

常時開設

VIPラウンジ

VIPラウンジイメージ私塾界の正会員の皆さまや出展企業様の商談のためにお使いいただくことができるエリアです。(写真はイメージです)

 

 

 

 

出展企業も募集しております

私塾界は、全国の学習塾・進学教室を経営されている方などを対象に、各種セミナーを主催しております。出展をお考えになられていらっしゃる企業・団体の方からのご相談・お悩み・お申し込みを、随時受け付けておりますのでお気軽にご連絡下さい。

エラー: コンタクトフォームが見つかりません。

ECCが学童スクールに新規参入 英語力と人間力鍛え真の国際人を養成する

英会話スクールや学習塾などを展開する総合教育機関の株式会社ECC(大阪市北区、山口勝美代表理事)は4月1日、「ECC学童スクール」を兵庫県西宮市に開校した。同社が50年以上にわたって培ってきたノウハウを活かし、毎日16:00~18:00はネイティブの講師と過ごし「単に英会話を習うのではなく、ボランティアやお茶、習字といった日本文化のほか、実験やそろばんに加え、運動も採り入れて基礎体力・人間力(社会性・作法)・英語力を育みながら、真の国際人を養成する」という。

学童スクール料金は週5回で5万9000円(週1~4回の利用も可能、入学金2万円は別途)。一時・短時間預かりも受け付ける。近隣の小学校までのお迎えと帰りの送迎付。入退出管理システムで登下校を保護者に知らせるサービスもある。対象は、小学1年~6年生で定員44名。 利用時間は13:30~20:30となっており、延長保育は21:30までおこなう。延長保育の子どもには、1食400円で夕食の提供もおこない、日・祝、年末年始、お盆は休校となる。

学童スクール政府は学童保育の定員数を2015年度から5年間で30万人分増やすとの考えを示す一方、指導員の待遇改善や人材確保などの課題もある。矢野経済研究所によると、2013年度の学童保育市場の事業者者のベースの売上高は2693億円(前年度比105.8%)。共働き家庭の増加で、小学校入学とともに直面する「小1の壁」が深刻化するなか、ECCは「総合教育機関としての強みを活かしてこの課題を解決するべく開校に至った」という。学童保育事業の開発には、子供を持つ女性スタッフが参加し「保護者目線」を重視した。西宮市に続いて、今後は関西、中部、関東エリアでの展開を検討しているといい、2018年までに5〜10拠点を展開する考えだ。

教室にエアコン 「前向きに検討」住民投票の所沢市長

異例の住民投票で問われた埼玉県所沢市立小中学校へのエアコン設置について、藤本正人市長は3月26日の市議会で「前向きに検討を進めている」と述べ、設置する考えを明らかにした。4月上旬に対象の校名を公表する。住民投票は2月にあり設置賛成が5万6921票で、反対の3万47票を上回った。市長は投票翌日「慎重に対応する」とだけ話し、判断を保留していた。

文教大、URの足立区花畑団地に新キャンパス

文教大学学園(東京・品川)は3月26日、東京都足立区北部の花畑地区に新キャンパスを開くと発表した。都市再生機構(UR)の花畑団地の用地をURから52億円で土地を取得した。2020年4月をめどに開校する。面積は約4万7300平方メートルで、東武スカイツリーライン谷塚駅から東に徒歩13分。設置する学部は未定。学生数は最大で4700人程度となる見込み。同大は埼玉県越谷市と神奈川県茅ケ崎市の2キャンパスに7学部を持ち、計約8600人の学生が通う。少子化で学生の確保が難しくなる中、都内に進出することで知名度を高める。

イオン、学童保育に参入 ショッピングセンター内で

イオンは駅前で運営するショッピングセンター(SC)を活用し、学童保育事業に乗り出す。4月に千葉市のSC内に、最大200人を受け入れ可能な第1号施設を開く。英会話や体育など約100種類の教育プログラムを提供。2016年度から年間約20施設を開くことを検討する。国内最多のSCを運営するイオングループが学童保育事業に参入することで、商業施設を育児支援のインフラに活用する動きが広がりそうだ。

7外大、通訳ボランティア育成で連携

東京外語大と神田、名古屋、京都、関西、神戸市、長崎の各外国語大7大学が連携し、2020年の東京五輪・パラリンピックを見据えて今夏から学生や卒業生を対象とした通訳ボランティアの育成プログラムを始める。五輪への貢献を通して学生の学習意欲向上にもつなげたい考えで、初年度の受講者数は約200人を見込んでいる。選手団や運営スタッフとの間で円滑なやりとりができるレベルを目指し、プログラムは4日程度を想定。教員が通訳の基本的な技術や異文化の生活習慣を教えるほか、接客のプロを講師として招きマナーも学ぶ。