Category: 塾ニュース|受験

年間の受講料は150万円 難関受験専門の会員制学習塾「elio」が開校

4月6日の日経MJに「スタディラボ、プロ講師の会員制塾、小中学生にキャリア教育、年150万円、有識者が講演」の見出しで、東京都豊島区の株式会社スタディラボ(地福武史社長)が、茗荷谷(東京・文京区)と武蔵小杉(川崎市)に開校した難関受験専門塾「elio(エリオ)」の記事が掲載された。

ロボット教材で論理的思考力に加え空間認識力も高める

ロボット教材で論理的思考力に加え空間認識力も高める

エリオは、小学生から中学生までを対象にした「会員制」の難関受験専門塾だ。年間の受講料は150万円程度と高額な上に、入塾を希望する子供の保護者と1カ月かけて面談し、教育方針が合えば会員となり入塾できるという門戸の高さ。

授業は、受験指導を中心に、韓国製のブロック知育玩具「IQ KEY」を用いたロボット教材による思考力を鍛えるプログラムや、医学、科学、ビジネスの3分野から有識者を招き定期的に講演会を開くことで、子供たちに将来のキャリアを考える機会を提供する。同社のアドバイザーで人工知能学会の会長の、松原仁・公立はこだて未来大学教授によるロボット工学の特別講義も受講できる。「大学入試改革など子供を取り巻く環境変化の下、従来型の塾では不安に感じる保護者らの需要を取り込む。」と、同記事ではエリオの特徴を伝えている。

また、学生のアルバイト講師は雇わず、全員が経験豊富な各分野のプロ講師であることも魅力のひとつだ。小学生は私立・国立の難関中学受験対策として少人数定員の教科指導に加え、リーダーシップや判断力など育むプログラムやネイティブ講師によるオンライン英会話のレッスンも提供する。キャリア教育では、子供の教育費に悩む家庭が多いため、保護者向けにファイナンシャルプランナーが教育資金についての相談に応じるほか、海外留学のノウハウや心理カウンセラーによる支援も提供するという。

スタディラボは、2015年8月に学習塾「栄光ゼミナール」を展開する旧栄光ホールディングス(現ZEホールディングス)出身の地福武史社長が設立。4月時点での生徒数は、2教室で70人と定員に達している。20年までに都心で10校舎まで増やす。

富山大入試に新幹線効果

北陸新幹線の開業後初めて迎えた今年の富山大の入試で、新幹線沿線の東京、埼玉、長野の各都県からの志願者が急増した。前期日程では、一昨年、昨年と50人台だった東京都からの志願者が、今年は前年比50%増の約80人となった。大宮駅がある埼玉県からの志願者は約60人で昨年の2倍以上に。関東1都6県全体では同35%増の約330人だった。東京、埼玉と同様、富山からのアクセスが改善した長野県からは同30%増の約290人。一昨年、昨年と210人台だったが、大きく伸びた。

東大、理3に面接導入へ 18年度から

東大は3月10日、2018年2月に実施する理科3類の前期日程2次試験から面接を導入すると発表した。理科3類への入学は実質的に医学部進学につながるため、入学時に学生の資質をみる必要があるとしている。今夏までに具体的な面接方法を決める予定。医師になるのにふさわしい資質のある学生を、学力だけでなく多面的に選抜するのが狙い。東大理科3類は、大学入試の中でも最難関とされる。

大学新テスト採点で人工知能AIの導入を検討 文科省が最終報告案に明記へ

大学入試センター試験の後継となる平成32年度開始予定の「大学入学希望者学力評価テスト」で、新たに導入される記述式試験の採点業務について、文部科学省が作業の効率性や安定性を高めるため、人工知能(AI)の活用を含めた技術開発を推進する方針であることが3月6日、分かった。11日の同省専門家会議で示される最終報告案に盛り込まれる見込み。大学入試の採点業務でのAI導入は国内初とみられるが、技術的な課題もあり実現までには曲折も予想される。

埼玉県公立高校入試 4万8038人

埼玉県内の公立高校の入試が3月2日にあり、147校で4万8038人が学力検査に挑んだ。一部の学校で3日に実技検査や面接があり、10日に合格者が発表される。県教育局は、難易度は「平年並み」とみて、5教科の予想平均点を263点(各教科100点満点)とした。昨年の5教科の平均点は259・1点だった。思考力や表現力をはかるため、記述式問題が全体の約67%を占めた。「上位層と、基礎が身についていない層の差が顕著になっている」として、基礎的な知識を問う問題も重視した。

早慶立、ネット出願に移行 17年度入試から

早稲田大、慶応大、立教大の各校は2月24日、2017年度入学者向け一般入試の出願から紙媒体での手続きを廃止し、インターネットに移行すると発表した。全国各地でネット出願を導入する大学が出てきており、3校も実施環境が整ったと判断した。インターネット出願で果たして、志願者数で早大は近大・明大を抜き返せるか?全国各地に試験会場を置き、各地域の無償奨学金の贈与の人数を特定すれば、抜き返せると思うが如何。

文科省が「トビタテ! 留学JAPAN」のオンラインポートフォリオの公式アプリとしてFeelnoteを採用

文科省による海外留学支援プログラム「トビタテ! 留学JAPAN」は、株式会社サマデイ(東京都千代田区、相川秀希代表)の提供するオンラインポートフォリオシステム「Feelnote」を採用し、2月より運用をはじめた。

「Feelnote」のスマホ画面

「Feelnote」のスマホ画面

Feelnoteとは、SNSのように日々の活動経験を記録・保存・共有できるシステムのこと。学校や部活、課外活動などの様子を簡単な操作でインターネット上にアップ・保存することができる。個人が許可すれば、他の生徒や教師が閲覧することも可能だ。

このシステムの大きな特徴の1つが、〝閉じた世界〟で運用できること。法人ごとに認定アドバイザーを置き、承認済みのユーザーのみ参加できる。そのため、外部から素性の知れない利用者が紛れ込むといったこともない。

さらに、保存した大量の活動記録を、フォーマットにまとめる機能もついており、オリジナルのホームページや、大学に提出するポートフォリオを簡単につくることが可能だ。すでに、ハーバード、プリンストンといった名門大学に採用されているオンラインアプリケーション「Universal College Application(UCA)」でも公認されている。

ポートフォリオの出力イメージ

ポートフォリオの出力イメージ

同社では以前から、教員研修センターをはじめ、各種企業研修などでアナログによるポートフォリオの作成を実践してきた。今後、日本では大学入試改革がおこなわれるが、同社では多様な力を伸ばすアクティブ・ラーニングと、それを適正に評価するポートフォリオ作成は車の両輪のようなものと捉えており、それをICTで支援する方法を模索してきた。

トビタテ!留学JAPANのログイン画面

トビタテ!留学JAPANのログイン画面

文科省とは昨年8月頃から協議を重ね、機能がむやみに付加されないよう、丁寧にチューニングを進めた。そして、今年1月末にローンチした。「トビタテ!留学JAPAN」では、既にプロジェクトに参加している学生、高校・大学の教職員、支援企業の担当者、事務局のメンター等、約5000人が利用を開始。システム全体として、ユーザー数は、2016年度中に1万人を突破する見込みだ。

国内では、国際バカロレアの認定校などが採用を発表している。ただ、サマデイの相川秀希代表は「国家プロジェクトと、当初から話を進めている複数の教育機関が、安定的かつ効果的に運営できることが大前提」とした上で、「現在進行中の案件、今後の要請についても同様。規模の拡大よりも、導入先が、教育改革・入試改革の環境下で、大きなアドバンテージを得るための基盤づくりを優先したい」と話している。

同社では、クローズドな環境であるFeelnoteを活用すれば、匿名やなりすましによる攻撃を心配することなく、ありのままの自分を発信できるため、広く一般に普及すれば、ITリテラシーの基本教育にも繋がるほか、一億総活躍、地域創生の文脈でも様々な効果が期待できるとしている。Feelnoteに関するお問い合わせは、Eメールで〈info@feel-note.com〉まで。

基礎学力テスト、高校のパソコンで受験 文科省検討

2019年度に導入される予定の「高校基礎学力テスト(仮称)」について、文部科学省は学校内にあるパソコンを使って受験する方法で行うことを検討している。テストの問題は複数の難易度を用意し、高校側が生徒の学力などを踏まえて選べるようにする。大学入試への活用は当面見送られる方向。テストは一斉受験ではなく、生徒が一定期間内で順に受けることを想定。主に高校が指導改善目的に使うことになり、小中学校で実施されている「全国学力・学習状況調査(全国学力テスト)」の高校版という位置づけになりそうだ。

手書き文字、細かな違いOK 文化審が指針案

文化審議会漢字小委員会は常用漢字では、様々な字形が認められることを解説した指針案を大筋で了承した。指針案では漢字を点画の長短や方向のほか、「つけるか、はなすか」「はらうか、とめるか」などに分けて紹介。例えば「保」のつくりの「口」の下は「木」でも「ホ」でも誤りではないことや、「言」の1画目の点が2画目の線に接触してもしなくても同じ漢字だとした。現在の常用漢字表でも細かい形の違いを認めているが、手書きの正誤の判断が分かれるようになったため。29日開催の親部会の国語分科会で報告する予定。

神奈川県全日制公立高学力検査競争率 1.21倍

2016年度の神奈川県公立高校共通選抜の学力検査が2月16日、県内各地で行われた。全日制の平均競争率は前年度より0・02ポイント高い1・21倍。17日以降の面接などを経て、29日に合格発表がある。県教委は、全日制課程の学力検査の「理科」の問題の一つに誤りがあったと発表した。5種類の生物を分類して正しい組み合わせを一つ選ぶ問3の(ウ)で、選択肢の「4」を正答としていたが「2」も正答だったという。試験終了後、県民から指摘があった。受検者全員を正答とし、3点を与えるという。