Category: 塾ニュース

高卒認定試験 合格者は4765人 14年度計9188人(対前年719人増)

文部科学省は12月5日、11月に実施した2014年度第2回高校卒業程度認定試験(旧大検)に4765人が合格したと発表した。合格者の年齢別では、16〜18歳が2349人で最多。平均年齢は21.6歳で、最高齢は70歳だった。学歴別では、高校中退が2555人で53.6%を占め、全日制の高校生21.3%、定時制・通信制高校9.0%、中卒8.7%と続いた。少年院など矯正施設では109人が合格した。
14年度の合格者は8月の第1回と合わせて9188人で、13年度より719人増えた。

インフルエンザが流行期に 昨季より3週間早く

厚生労働省は12月5日、インフルエンザが流行期に入ったと発表した。国立感染症研究所が定点観測している全国約5千カ所の医療機関で11月30日までの1週間に報告された患者数が1施設当たり1.90人となり、流行開始の目安となる1.00人を超えた。流行入りの時期は例年より早く、平年並みだった昨シーズンよりも3週間早い。全国の保育所や幼稚園、小中高の休校や学級閉鎖などは、30日までの1週間で305施設に上った。流行のピークは1月下旬から2月ごろとみられ、厚労省は手洗いやマスクの着用を呼びかけている。

筑波技術大 次期学長に大越氏

筑波技術大(つくば市天久保4)は4日、学長選考会議を開き、来年3月で任期満了となる村上芳則学長の後任に大越教夫副学長(60)を選出した。任期は来年4月から4年間。大越氏は利根町出身。筑波大大学院修了後、日立総合病院医長、筑波技術大保健科学部長などを経て、2012年から現職。神経内科学専攻。同大は聴覚・視覚障害者のために設立された全国唯一の国立大学。

小田原市、関東学院大移転後 施設設置を大枠承諾

小田原市は12月4日、関東学院大学(本部・横浜市)から提案があった、2017年4月の法学部移転後の小田原キャンパスに材料・表面工学研究所を核にした「工学総合研究教育施設」設置について「肯定的に評価できる要素が多い。小田原キャンパスの保有継続と、研究所としての活用という方針について大枠で受け入れることにした」としている。同大は小田原キャンパス内の法学部を横浜キャンパスに移転する方針を示していたが、法学部移転後の土地活用策として研究教育施設の設置を提案していた。

京進、ミャンマーに日本語学校

京進は来年1月、ミャンマーで日本語教育を始める。ヤンゴンに日本語学校を設け、現地の社会人や大学生らを指導する。現地の同業と折半で12月中に共同出資会社を設立する。ヤンゴン大学近くのビルの一室(約200平方メートル)を借り、日本で働きたい社会人や大学生の指導のほか、日系企業の従業員向けの研修を請け負う。日本人と現地スタッフが講師となる。当初は100人ほどを募集し、状況を見ながら徐々に増やす。ミャンマーでは日系企業の進出が盛んで、日本語への関心が高まっている。

大学予備校「DSKパーソナルスクール」、事業停止 

大学受験予備校「DSKパーソナルスクール」を運営するディーエスケー(東京都新宿区)が11月30日に事業を停止した。信用調査会社の帝国データバンクによると、同社は自己破産を申請する意向だという。ディーエスケーは全国で15前後の教室を運営し、受講生は約千人とみられる。2000年3月期に約40億円だった売り上げは、少子化の影響などにより14年3月期に約8億円にまで落ち込み、ここ数年は赤字が続いていた。大半の教室は30日に閉鎖したが、職員らが自主的に運営を続けている教室もあるという。

センター試験、確定志願者は55万9000人

大学入試センターは12月4日、来年1月17、18日に実施するセンター試験の確定志願者を前年度より1541人減の55万9131人と発表した。この中で高校などを来春卒業予定の現役生は45万5391人。高卒予定者のうち志願者の割合(現役志願率)は42.5%で過去最高だった。既卒者は9万8728人、高校卒業程度認定試験(旧大検)の合格者らは5012人。センター試験を利用する大学・短大は過去最多の849校だった。

「勉強好き」小4で3分2超え,中2で4割切る

ベネッセ教育総合研究所が2~3月、小学4年から中学2年の児童生徒と保護者の計5409組を対象に実施した調査によると、勉強について「とても好き」「まあ好き」と答えた割合は小学4年の66.8%が最も高く、最低は中学2年の36.6%だった。学習を進めるうえでの悩みについて「上手な勉強のやり方が分からない」と答えた割合は、小学生が39.9%なのに対し、中学生は54.7%を占めた。学年が上がるにつれ、子供が勉強を好きではなくなっていく傾向が表れた。

20年東京五輪「出たい」36% 小5男子

今回の全国体力テストでは、2020年東京五輪・パラリンピックに対する児童生徒の意識についても初めて調べた。「自分も選手として出場してみたい」と答えた割合は小5では男子36.4%、女子20.7%となり、中2は男子19.7%、女子7.7%だった。 一方、「試合を見に行ってみたい」子供の割合は6割程度。「大会開催の手伝いやボランティアをしてみたい」という児童生徒も10~20%台だった。

ファンスパイアが 学習アプリ「ビノバ」配信

ファンスパイア(本社:大阪市北区・代表:久世尚)はスマートフォン(スマホ)のゲームで小学校の教科を学べるアプリを12月中旬から配信する。進捗具合を確認できるる。クイズ形式で問題を出し、正解数で勝負を決める。学習アプリ「ビノバ」は国語、算数、理科、社会、英語のクイズを出し、ほかの利用者と交互に解答する。勝負に勝っていくと自分のキャラクターが強くなる。勝負を通じて300種類以上のキャラクターを集めることもできる。1日1回までの対戦や簡易版のリポートは無料。