Category: 塾ニュース|大学

インターンシップ 授業として単位認定も

インターンシップ は学生が企業や官公庁、NPOなどで一定期間、働きながら職業意識を養う取り組み。欧米企業が優秀な学生確保を目的に提供する数カ月間のプログラムが日本にも伝わった。1990年代から広がり始めた日本では学業を優先するため、採用活動に結びつけないことを文部科学省や厚生労働省が企業に求めている。企業は一般的な採用活動で伝えきれない具体的な業務内容を学生に知ってもらえる。就職活動前に学生が抱くイメージとのミスマッチを防ぐメリットがある。

 インターンシップ を授業の一環として就業体験を単位として認定する大学は増えている。文科省によると大学の約7割が単位認定済み。ただ、そのほとんどの実施期間が1~2週間と短い。学生を受け入れる企業も中堅中小企業やベンチャー企業が多く、就職活動を直前に控える大学3年生の参加が目立つ。

中外製薬、阪大と新薬研究などで提携 100億円を支援

中外製薬と大阪大学は5月19日、新薬の研究開発などで包括連携契約を結んだ、と発表した。中外が、阪大の免疫学フロンティア研究センターに対し、来年度から10年間にわたり100億円を支援する。阪大が持つ最先端の免疫学研究を、中外の技術と結びつけることで、がんやアレルギーなどの新薬の開発を目指す。

大阪女子短大が閉学へ 来年度以降

大阪女子短期大学(大阪府藤井寺市)は5月17日、来年度以降の学生募集を停止すると発表した。今春の入学生の卒業をもって閉学するという。運営する学校法人谷岡学園によると、少子化に加え、4年制や共学の大学を希望する人が増えたことで、学生募集に苦戦していたという。1955年に開学し、幼児教育分野などに力を入れてきた。約1万6千人の卒業生を送り出し、現在は生活科学科と幼児教育科に524人の学生がいるという。谷岡学園が運営する大学や高校、幼稚園は存続するという。

広島大学、復建調査設計と包括研究協力

広島大学は5月17日、建設コンサルタントの復建調査設計(広島市)と研究協力に関する包括的な協定を結んだ。人材育成や共同研究、セミナーの共催などで協力する。同社はこれまで同大学の工学研究科と連携してきた。今回の協定締結を契機に対象を全学に広げる。人材育成分野では復建調査設計がインターンシップの受け入れ対象を全学に広げる。同社は2014年にミャンマーに現地法人を設立しており、現地で4週間にわたり受け入れる。共同研究では国内での老朽化した社会インフラの再構築について実施する。

次世代EV電池、産学官で研究

経済産業省傘下の新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は5月18日、トヨタ自動車、パナソニック、京都大学、日産自動車、ホンダの研究開発機関である本田技術研究所、三菱自動車、日立製作所、ソニー、東京大学、産業技術総合研究所、理化学研究所などと電気自動車(EV)に使う次世代蓄電池の実用化に向けた研究を始めると発表した。政府は2020年度までの5年間に150億~180億円を助成する。2030年度までに、1回の充電で東京~大阪間を走れるようにする。

鳥取大が計画案を発表

鳥取大は5月16日、地域学部と農学部を改組し、地域学部など3学部の大学院を統合して新研究科を設置する計画案を発表した。学部の改組は国の国立大学法人改革に対応したという。文部科学省に申請中で、認められれば来春実施する。

首都大7学部に再編、「都市教養学部」を4分割

首都大学東京(本部・東京都八王子市)は2018年度から、現行の4学部を7学部に再編し、学問分野を明確化する。同大には現在、「都市教養」「都市環境」「システムデザイン」「健康福祉」の4学部がある。このうち都市教養学部を「人文社会」「法」「経済経営」「理」の4学部に分割する。また、都市教養学部の「機械・電気分野」をシステムデザイン学部に統合して情報分野を強化するほか、都市教養学部で2年次から選択する「都市政策コース」を都市環境学部に組み入れ、都市の課題解決に対応した学問分野を再構築する。

 有識者らによる都の評価委員会が5月9日、学部再編を盛り込んだ同大の中期目標案(17~22年度)を了承した。都議会の議決を経て正式決定する。

弘前大学が函館で進学PR 新幹線で身近に

弘前大学(青森県弘前市)の「ひろだいナビゲート・キャラバンin函館」が5月7日、函館市で開かれた。この日はホテルを会場に、医学部保健学科、人文社会科学部など4学部の教員が30分ずつ模擬講義を行い、道南の高校出身の現役弘前大生が、大学での勉強や学生生活について体験を披露。各学部と学生生活や奨学金制度の相談コーナーを設けて、高校生や保護者の質問に答えた。会場には高校生と保護者ら約170人が訪れた。今春の入学生1340人のうち北海道出身者は383人で、道南からは40人だったという。

東大・筑波大・富士通、「京」超えるスパコン開発へ

東京大学と筑波大学は富士通と共同で、国内最速のスーパーコンピューターを構築する。理化学研究所のスーパーコンピューター「京」の4分の1の消費電力で、2倍以上の速度で計算できる見通し。今年12月から試験運用を始める計画だ。新たなスパコンは、東大と筑波大が共同で基本設計をまとめた。富士通が実際に組み上げ、千葉県柏市にある東大の敷地内に設置する。

 計算速度は毎秒約2.5京回と、理研の「京」の1京回を大幅に上回る。宇宙の成り立ちを探る理論計算や、地震や気候変動のメカニズムを解明するデータ解析、自動車などの最適形状を探る流体力学のシミュレーションなどに威力を発揮するという。

福岡大 人工芝ラグビー場

福岡大学(福岡市)には九州の大学で初めての人工芝のラグビー場がある。福岡大ラグビー部の創部は1934年(昭和9年)と歴史は古く、数々の日本代表選手を輩出してきた。キャンパス南側のサッカーグラウンドやテニスコートが集まる一角。人工芝の総面積は約1万3千平方メートルで、観客席や照明もある。縦100メートル、横70メートルで公式戦にも使われる。ワールドカップ(W杯)での活躍などで高まるラグビー人気。競技人口が増えるなか、新たな地域の交流拠点にもなっている。