大阪 門真市立水桜小学校 開校

 4月1日、砂子小学校と脇田小学校が統合し、門真市立水桜小学校として新たなスタートを切った。今後、8年4月には第四中学校とも統合し、門真市初となる義務教育学校(小中一貫校)である「(仮称)水桜学園」が開校予定。
 4月4日、水桜小学校で第1回入学式が行われ、新1年生71人が初めて登校した。満開の桜の下、新入生たちは真新しいランドセルを背負い、満面の笑みを浮かべていた。

■今後のスケジュール
○6月頃…(仮称)水桜学園校舎建設開始(旧脇田小学校跡地)
○7年12月頃…(仮称)水桜学園校舎竣工
○8年4月…(仮称)水桜学園開校(水桜小学校・第四中学校を統合)

■(仮称)水桜学園が大切にすること
○つながり
○多様性
○チャレンジ

■(仮称)水桜学園教育の特色
日本語指導
○リーディング校として初期指導を含めたさまざまな取り組みを市内各校に発信
水桜カリキュラム
○9年間を系統立てた「探究的な学び」を充実
○将来の自立に向け、学ぶ楽しさを感じ、チャレンジする子どもを育てる
地域連携(コミュニティ・スクール)
○中学校区単位での学校運営協議会を設置
○地域や学識経験者、保護者などと熟議を重ねる
○地域住民や企業などを巻き込んだ地域学校協働活動を行う
部活動の地域移行
○部活動の地域移行を進める
○モデル校として取り組みを市内中学校に発信
※門真市立第四中学校が対象

■制服が新しく
今年入学した第四中学校1年生は、一足先に(仮称)水桜学園で採用された制服を着用しています。
※すべて男女共通

■門真市のめざす教育のリーディング校として
 社会が大きく変化する中、子どもたちが予測困難な社会を生きていくためには、変化を受け止め、自ら学び、考え、自分なりに解決しながら成長を続ける力が必要となる。そのため「子ども主体」の授業への転換を図り、子どもたちが学ぶ喜びや楽しさを味わいながら「自ら学ぶ力」を身につけられるようにし、子どもたち一人一人の可能性を最大限に伸ばしていく。
 この新しい学びのスタイルに市内全校で取り組んでいる中で、(仮称)水桜学園は市のリーディング校として、先進校である学校法人軽井沢風越学園と連携しながら「子ども主体の学び」「探究的な学び」を推進していく。

子どもの自殺対策を目的とした、GIGA端末向けChrome拡張機能 本格開発に向け、クラウドファンディングを開始

 NPO法人OVAは、子どもの自殺対策を目的としたChrome拡張機能「SOSフィルター」の本格開発に着手するにあたり、4月26日(金)から「READYFOR」にてクラウドファンディングを開始した。期間は6月30日(日)まで。目標金額は180万円となる。
 支援された資金は、「開発・デザイン費」「広告宣伝費」などに活用する予定。リターンには、現在製作しているサービス紹介サイトでの名前掲載や、2024年7月に開催する「10周年記念イベント」への招待などを設定した。

▼クラウドファンディングの詳細・支援はこちらから
https://readyfor.jp/projects/sosfilter


■「SOSフィルター」とは

「SOSフィルター」は、深刻な悩みに関連するワードを検索した児童生徒に、適切な社会資源などの情報をプッシュ型で発信するChrome拡張機能。児童生徒に1人1台配布される学習用端末「GIGA端末」であらかじめ登録された深刻な悩みに関するワードを検索した際、その悩みに合った相談窓口やセルフケアの方法をまとめたポップアップを表示。情報を提示したうえで、児童生徒の意思を尊重しながら次に起こすアクションをサポートする。また、検索キーワードを取得しそのモニタリングは可能だが、生徒個人を特定したり、学校に通知がいったりする、といった設計はあえて行わないようにしている。
 OVAでは、検索キーワードを自殺関連用語に特化したSOSフィルターのβ版を2023年11月に開発し、試験導入を進めてきた。試験導入に協力した私立の中学校・高等学校(生徒数計981名)では、2023年11月から児童生徒のGIGA端末に導入し、自殺関連用語だけで月に計20~60件を超える検索行動が行われていることが分かっている。
 本格開発では、検索キーワードを「自殺関連用語」だけではなく、「自傷行為」「いじめ」「虐待」「精神疾患」「性暴力被害」のように領域を拡充する他、相談窓口やセルフケアなど届けるコンテンツの見直し、デザイン面でのブラッシュアップを実施。2024年7月には開発を終え、全国の教育機関が無償でダウンロードができるようにする。

 SOSフィルターは2024年7月にリリース後、教育委員会・学校が無償でインストールできるよう、準備を進めている。

北九州英語村「KITAKYUSHU GLOBAL GATEWAY」開館2周年

 英語を学べる施設「KITAKYUSHU GLOBAL GATEWAY」(福岡・北九州市)が、開館2周年を迎えた。開館2周年を記念し、5月3日(金)~5月6日(月)は期間限定イベントを開催した。5月5日(日)は、来館した子ども全員に「KGGオリジナル缶バッジ」をプレゼントした。

 セイハネットワーク株式会社(福岡市、坂口 正美 代表取締役)が運営する「KITAKYUSHU GLOBAL GATEWAY」(以下KGG)は、西日本初の大型英語体験施設。北九州スペースワールド跡地に誕生した「THE OUTLETS KITAKYUSHU」内に2022年オープン。年末年始のお休み以外毎日営業している。
 世界約15ヵ国の異なる国籍の外国人スタッフと本物の英語にふれる体験ができるKGGでは、2024年4月~最大1日8時間滞在可能な英語体験イベントを毎週末・祝日に開催中。多くの来場者が利用している。また、平日は小中高大学、企業等の団体利用も受け付けている。
 2024年5月に開館2周年を迎えるKGGでは、最大12個のプログラムを体験できる特別イベントを4日間限定で開催。スタンプラリーを楽しみながらKGGを満喫いただけるプログラムとなっている。

実施日 : 2024年5月3日(金)・4日(土)・5日(日)・6日(月)
実施時間 : 10:00~18:00(最終入館17:00)
※出入り自由
※5日(日)来館者へKGGオリジナル缶バッジをプレゼント
実施場所 : KITAKYUSHU GLOBAL GATEWAY
         〒805-0071福岡県北九州市八幡東区東田4丁目1-1
THE OUTLETS KITAKYUSHU 内
鹿児島本線スペースワールド駅より徒歩2分
価格 : 2,200円(税込)/こども1人
         ※同伴保護者1人無料!保護者2人目から1,100円(税込)/1人
イベント内容 : スタンプラリーをたのしもう♪

【ホームページ】
https://www.kitakyushu-global-gateway.com/
【予約サイト】
https://www.kitakyushu-global-gateway.com/generally/reserve/

▼アクセス
所在地:〒805-0071
福岡県北九州市八幡東区東田4丁目1-1
THE OUTLETS KITAKYUSHU 内
<鹿児島本線スペースワールド駅より徒歩2分>

青森県風間浦村教育委員会が、生成AI英語対話サービスELSAの導入を決定

 ELSA ( Vu Van CEO、アメリカ合衆国カリフォルニア州、日本法人代表:玉置俊也) は、青森県風間浦村教育委員会(村上純一 教育長)が英語発話支援サービス「ELSA Speak」の導入を決定したことを発表した。
   風間浦村教育委員会とのパートナーシップを通じて、日本の英語教育の未来を切り拓き、グローバル社会で活躍する人材の育成に貢献していく。
                                                  
 風間浦村では、英語教育における課題を抱えていた。英語を教える教員の確保や、生徒たちがネイティブ教員と話す機会の不足、都会と地方の教育格差、最先端テクノロジーに触れる機会の少なさなどが挙げられる。ELSAは、これらの課題を解決する。AIを用いて、生徒一人一人のスピーキングの弱点(発音・アクセント・イントネーション・流暢さ・語彙力・文法)を特定し、個々に応じた音声指導や会話指導を行うことができる。これにより、教員の負担を軽減し、生徒たちは自分のペースで効果的に英語力を向上させることが可能となる。
 また、ELSAを導入することで、風間浦村の生徒たちは、都会の学校と同等の最先端の英語学習環境を手に入れることができる。地理的な制約を超えて、質の高い教育を受ける機会を提供し、教育格差の解消に貢献する。

文京学院、本郷・ふじみ野・駒込の3キャンパスを100周年記念ロゴでラッピング

 学校法人文京学院(島田昌和 理事長)は、2024(令和6)年に創立100周年を迎える。この100周年を記念して、文京学院大学本郷キャンパス・ふじみ野キャンパスと文京学院大学女子中学校高等学校駒込キャンパスの計3キャンパスのガラス窓やエスカレーター扉に100周年記念のラッピングを実施した。100周年ロゴの他、創立者島田依史子著『信用はデパートで売っていない』の書影、および100周年記念制作映画告知、島田依史子先生イラストなどをラッピングしている。

 ラッピングに使用されている100年記念ロゴはデザイナーとして活躍している同学経営学部卒業生が作成した。線と円の組み合わせで出来ており、「1」は85周年時に作成された「Bマーク」の5本の線に着想を得ている。「00」は、学院・在学生・卒業生・地域社会などのつながりを象徴する「縁(えん)」と、そこから新たに生まれる繋がりの連鎖を意味する「円(えん)」を表現している。最後に、文京学院らしさを出すために各キャンパスの要素を「0」のデザインの中に味付けすることで、今回の周年記念ロゴが完成した。

文京学院100周年記念ロゴについて:

https://www.bgu.ac.jp/100th_anniversary/catchphrase/

  • 文京学院100周年記念行事・プロジェクトについて

 学院創立100周年を記念し、さまざまなプロジェクトを計画しています。プロジェクトの詳細は順次発表していく。

・創立者島田依史子の自叙伝『信用はデパートで売っていない』(講談社エディトリアル)出版

・100周年記念映画制作・2025年春 劇場公開予定(『信用はデパートで売っていない』を原案に、“教育は人生を楽しくする”ことをテーマにしたオリジナル映画作品)

・2024年10月23日 学院創立100周年記念式典開催

・パシフィックフィルハーモニア東京との連携イベント開催

・100周年寄付募集

私塾界リーダーズフォーラム 2024 S/S

私塾界リーダーズフォーラム 2024 S/S

 

 6月5日(水)に御茶ノ水ソラシティカンファレンスセンターにて、「私塾界リーダーズフォーラム2024 Spring / Summer」を開催いたします。 新課程になって初めての大学入試を控え、対応を着々と進められていることと存じますが、高校受験に対する保護者や生徒の意識も徐々に変化しております。 その中で、季節講習や新年度の募集を時代のニーズに合わせたスタイルにするための方法を、皆さまとともに考えてまいります。 今回の「私塾界リーダーズフォーラム 2024 Spring / Summer」は、教育サービスの最新トピックを集めた5つのセッションで構成されています。

現在アーカイブ配信を行なっております

下記のフォームに必要事項を記入ください。

https://www.shijyukukai.jp/shijyukukai/2024/01/26378

Session 1【トークセッション】11:00-11:50

中学から大学入試までの英語学習法
─総合型選抜・推薦入試を網羅する最新のアプローチ

立命館アジア太平洋大学事務局次長・アドミッションズ・オフィス課長前田 真志 氏
立教新座中学校英語教諭合澤 亮 氏
株式会社AICエデュケーション英語教育事業部黒谷 雅俊 氏

Session 2【ショーケースセッション①】11:50-12:20

新しい教材や教育プログラム、テクノロジーを活用した新しい学習方法など、多数の出展企業が参加予定です。 このセッションでは、最新の教育情報を一堂に集め、情報交換の機会を提供します。

Session3【トークセッション】12:30-13:20

【少子化・講師不足】に打ち勝つための 地域No.1塾の教務責任者が語るICT活用戦略

株式会社メイツ代表取締役遠藤 尚範 氏
株式会社ケーイーシー/KECゼミナール教務本部長岡本 一志 氏
株式会社俊英館/俊英館FLex東京事業部 部長井上 健太 氏
株式会社興学社/個別指導WingsPKG事業部(個別指導塾部門)マネージャー髙橋 悠並 氏

Session4【ショーケースセッション②】13:20-13:50

新しい教材や教育プログラム、テクノロジーを活用した新しい学習方法など、多数の出展企業が参加予定です。このセッションでは、最新の教育情報を一堂に集め、情報交換の機会を提供します。

Session5【トークセッション】14:00-15:00

【新規上場記念】教育サービス業界への異業種参入の実態に迫る

株式会社学びエイド代表取締役廣政 愁一 氏
共同印刷株式会社情報コミュニケーション事業本部 学びビジネス推進部 部長不破 貴計 氏
ほか、登壇者調整中

【主 催】株式会社私塾界/全国私塾情報センター

【協 賛】(順不同)  株式会社AICエデュケーション  株式会社メイツ  株式会社学びエイド  株式会社日本コスモトピア  ライフイズテック株式会社  FLENS株式会社  株式会社サインウェーブ  株式会社manabo  株式会社I’mbesideyou  カシオ計算機株式会社  ELSA Japan合同会社  株式会社スタディラボ  株式会社すららネット

会場

〒101-0062 東京都千代田区神田駿河台4−6 御茶ノ水ソラシティ 2F

sola city Conference Center

100年前の最新科学が読める! 小中学生向け科学雑誌「子供の科学」創刊号から10年間のバックナンバーを復刻

 株式会社誠文堂新光社(東京都文京区)発行の雑誌「子供の科学」は、2024年で創刊100周年を迎えることを記念して、創刊号から10年間のバックナンバーを電子書籍にて復刻した。

■子供の科学 電子復刻版
 1924年(大正13年)10月号から1934年(昭和9年)9月号までの10年間のバックナンバーを電子書籍で復刻。一流の技術者や専門家の解説を通して、当時の最新技術を垣間見ることができる貴重な記録となっている。
●関東大震災の翌年に、最先端の科学技術を取り入れて復興する東京で創刊。次々と登場する最新技術を豊富な写真と詳細な解説で紹介。
●都市の交通や自動車、鉄道などの科学技術、欧米の建築技術、ラジオ放送の開始や電話、テレビなどの情報通信技術について、一流の技術者や専門家が詳しい図面をつけて解説。
●1930年代に入ると航空機や空母が誌面を飾るようになり、戦争関連技術の記事が多くなってきます。各国の航空技術との比較や日本の技術の現在地についてなど、科学好きな子供たちも大いに関心を寄せていたことがわかる。
●各号の主な記事
1924年10月号(創刊号)「この雑誌の役目」原田三夫 初代編集長
1925年2月号「英国の大型乗合飛行機で示した飛行機の主な部分」
1925年5月号「花くらべ」牧野富太郎 ※連載開始
1926年9月号「エレベーターはどういふ仕かけで動くか?」
1926年10月号「珍しい自動車の展覧会」
1927年2月号「猛火と戦ふ(火災報知機と消防自動車)」
1927年11月号「我国に始めて出来た地下鉄道」
1928年1月号「未来の戦争は科学戦」
1928年7月号「電送写真機」丹羽保次郎
1929年3月号「テレヴィジョンの発明」
1929年6月号「エスカレーターとその構造」
1930年9月号「清涼飲料サイダーの出来るまで」
1930年5月号「科学の殿堂慶応義塾大学」
1931年2月号「最近十ヶ年に於ける征空記録地図」
1931年10月号「空の王者来る(リンドバーグ)」
1932年2月号「満蒙の地勢・地質・風土」
1932年4月号「列強海軍の艦隊配備」
1933年7月号「極められんとするエヴェレスト」
1933年12月号「電気推進船ノルマンデイー号」
1934年3月号「ばく進する流線形列車」
1934年8月号「いよいよ近づいた成層圏探検」

■商品概要・購入方法
書 名:子供の科学 電子復刻版(1924年10月号~1934年9月号)
販売価格:各号税込980円
購入方法:Amazon(Kindle)にて販売中。他ストアでも順次配信していく予定。
子供の科学1924年10月号(創刊号)【電子復刻版】
https://www.amazon.co.jp/dp/B0CXWZNWHV

■電子復刻版 1924年~1934年 10年分セット(機関向け)
丸善雄松堂株式会社が運営する機関向け電子書籍提供サービス「Maruzen eBook Library」では、教育機関様や電子図書館様向けの10年分セット商品を販売している。詳細は下記ホームページより問合せ。
セット商品についてのお問合せ先
丸善雄松堂株式会社 https://yushodo.maruzen.co.jp/

■「子供の科学」創刊100周年記念プロジェクト
1924(大正13)年に創刊された小中学生向けの科学誌「子供の科学」は、2024年9月で100周年!100周年イヤーとなる本年には、子供向けの企画はもちろん、これまでのすべての読者と一緒に盛り上がれるコンテンツやイベント、『子供の科学』とともに歩んできたパートナー企業とコラボレーションした企画など、さまざまなプロジェクトを企画している。

■子供の科学100周年特設サイト
https://www.kodomonokagaku.com/100th/

■雑誌「子供の科学」概要
株式会社誠文堂新光社発行の小中学生向け科学雑誌。約100年間、子供たちに最先端の科学をたのしく、わかりやすく伝え続けてきた。宇宙、生き物、ロボット、環境、コンピューターなど、子供たちが興味をもつことなら、なんでも取り上げている。毎号、工夫をこらした実験や工作、プログラミングの記事が充実。体験を通して「科学する心」を育む雑誌。
■子供の科学のWebサイト「コカネット」
https://www.kodomonokagaku.com

月刊私塾界2024年5月号(通巻517号)

巻頭言

DXハイスクールと民間教育の融合
 文部科学省がデジタル教育の充実を目的とした「DXハイスクール」の設立に向けて準備を進める中、民間の教育サービス事業者が果たす役割は大きくなるだろう。
 高校生を預かる学習塾でも、地域の高校と連携し、専門的なデジタルスキルのトレーニングを提供したり、高校内では不足しがちなリソースを補ったりすることで、DXイニシアティブ(デジタルトランスフォーメーションの推進を目的とした取り組み)を支援することができる。また、高度な学習のためのプラットフォームを提供したり、生徒がデジタル分野で実体験を積めるような業界との提携を促進したりすることも考えられる。
 DXハイスクールに通う生徒のために、学習塾は¥はメンターシップ・プログラムや放課後のコーディング・クラブ、AI(人工知能)やビッグデータなどの新興テクノロジーに関する週末のワークショップを提供することもできるだろう。
 また、「情報Ⅱ」コースのカリキュラム作成を支援することで、通常の学校スタッフを圧倒するような高度な内容を教えるという課題を軽減することもできる。
 専門知識を共有し、教員にトレーニングを提供することで、民間セクターの関与は、DXハイスクールのプログラムを強化するだけでなく、急速に進化するデジタル環境の中で、その持続可能性と妥当性を確保することができるのではないか。


(如乙 一)

目次

  • 6 CatchUp1 FCEグループ+日本コスモトピア 先生と生徒をタッグで支え、主体性教育と自立学習を推進 FCEグループに日本コスモトピアがグループイン
  • 18 HOT TOPICS【ウィザスグループ CSカンパニー主催】オンラインセミナー言語生成AIが外国語学習に与える影響
  • 16 挑む私学 仁川学院中学校・高等学校
  • 19 目次・巻頭言
  • 20 NEWS ARCHIVES
  • 48 千里の道も一歩から ~編集長備忘録~
  • 49 【特集】 教育ICT考2024 S/S〈前編〉
  • 74 TOP LEADER Interview 教育は人対人。集団授業を通じて、学力と気質を育てる。株式会社 文理学院
  • 84 企業研究(135) 株式会社 PIGNUS
  • 87 日本教育ペンクラブ・リレー寄稿(363)
  • 88 疾風の如く(177) 爆裂松江塾(埼玉県) 代表 真島 剛太郎 さん
  • 90 現代学習塾経営概論(14)
  • 92 For Whom the 塾 Tolls(33)
  • 94 自ら動き出すチームにする方法(116) 中谷彰宏
  • 96 シン・ジュクジン(30)
  • 97 芸術見聞録(130)
  • 98 わが子、就学中(38)
  • 99 塾長の机
  • 100 為田裕行の「教育ICT行」(110)
  • 101 10¹⁵ PETA(38)
  • 103 Opinion from School(58)
  • 104 林明夫の「歩きながら考える」(225)
  • 106 新・授業改革を目指して(138) 石川幸夫
  • 108 私塾界インサイト(74)
  • 112 塾はどこから来たか、塾は何ものか、塾はどこへ行くのか―そして私(30)
  • 114 咲かせよ桜(110) 小林哲夫
  • 118 論点2024(5) MEXCBTとは
  • 120 編集後記
  • 124 Book Review
  • 125 塾長のためのガジェット講座

小学館集英社プロダクション、世田谷区立小学校でCOMPASSと共同開発の公教育向け探究学習プログラムコンテンツを使用した授業を実施

 株式会社COMPASS(東京・文京区、佐藤 潤 代表取締役)は、世田谷区立小学校にて、株式会社小学館集英社プロダクション(東京・千代田区、都築 伸一郎 代表取締役社長)と共同で開発した、公教育向け探究学習プログラムコンテンツについて、これを使用した授業を実施したことを発表した。この公教育向け探究学習プログラムコンテンツについては、今年度、探究学習をベースとしたSTEAMプログラムなどのコンテンツをさらに拡充して、自治体・学校への本格展開を行っていく。
 COMPASSの創業の根幹でもあり、学習eポータル+AI型教材「キュビナ」の開発提供の目的でもある、子どもたちの「未来を創る力」を育てるための“探究的な学び”を提供していく。

 世田谷区立小学校にてCOMPASSと小学館集英社プロダクションが共同で開発した公教育向け探究学習プログラムコンテンツを使用した授業を実施した。
 授業では「宇宙服」をテーマとして児童の興味を引き出し、調べ学習や対話・発表の機会を設定することで、探究的な活動の進め方を体験的に学び、身につけることをねらいとした構成で展開した。前半の授業ではグループワーク等を活用して課題について調べ、他者の意見を聞きグループで意見をまとめる内容とし、後半では、前半で得た疑問や課題を個人活動でさらに深掘って学習した。

 授業で使用した公教育向け探究学習プログラムコンテンツについては、今年度、探究学習をベースとしたSTEAMプログラムなどのコンテンツをさらに拡充して、自治体・学校への本格展開を行っていく。
 COMPASSは今後も小学館集英社プロダクションをはじめとする小学館グループと連携し、小学館グループの保有する豊富な教材およびコンテンツ等とのコラボレーションを実現することで、学習eポータル+AI型教材「キュビナ」を主軸としたさらなる新規教材開発等のサービス拡充を図るとともに、公教育におけるこれまでにない新たな学習体験の創造を目指していく。

<概要>
◆実施校:世田谷区立千歳小学校
◆対象生徒:6年生
◆実施テーマ(一例):「宇宙服を開発しよう!」
◆提供教材:映像教材、ワークシート、教師用指導書

すららネット 経産省「未来の教室」実証事業 最新成果を報告

 株式会社すららネット(東京・千代田区、湯野川 孝彦 代表取締役)は、経済産業省の2023年度「未来の教室」実証事業の成果報告を行なった。

探究的な学びの実施と日々の教科学習を接続する新しい取り組み
「知る」と「創る」を連動させたDX人材の育成成果を検証
 この実証事業では、「Edtechを利用した探究と教科学習の連動によるDX人材の育成モデル創出」をテーマに取り組んだ。三重県立の県立高校を実証フィールドとし、すららネットの探究学習ICT教材「すららSatellyzer」による探究的な学びの提供と、5科目のICT学習教材「すらら」による日々の教科学習の連動、生徒の自律的な学習、またそれらを実現するための教員間の連携について検証した。

<実証内容概要>
・「すらら」による個別最適化した教科学習の実施
・探究的な学びの経験がない高校生に対して、「すららSatellyzer」による探究学習の実施
・「すららSatellyzer」による探究的な学びの実施と「すらら」による日々の教科学習を接続した学習の実施
・探究学習と教科学習の連動に必要な教員間の連携の仕組みについての検討

探究学習と教科学習の接続の有用性と可能性を示唆
 約半年間の実証期間を通じて、次の2点の成果が確認できた。得られた成果を元に、さらに改善改良を加えながら継続的に取り組むことで、DX人材の育成モデルやスキームの確立につながることが示唆された。

①探究学習と教科学習の接続による生徒・教員の変化を可視化
 生徒においては、基礎学の向上、思考力・表現力を身に着ける土俵ができたと言える結果となった。教員においては、新しい取り組みによって教員が探究的な学びの必要性を感じられるようになったことがヒアリング内容から確認できた。

【基礎学力の向上】
 個別最適化された学習は、学習量(クリアユニット数)とテスト結果に相関関係がみられた。

【思考力・表現力の向上】
 直接的に「思考力」・「表現力」の向上には至らなかったが、「すららSatellyzer」を含む教育活動を通して「思考力」「表現力」を意識した学習に取り組むことにより、自分自身の実力を再認識、再評価する機会になったことがアンケート結果から推測できた。「思考力」・「表現力」を身に着ける土俵作りに自己認識は必要なプロセスだ。今回の結果から、今後日常的に「思考力」「表現力」を意識した学習に取り組んでいく必要性と成果創出の可能性が示唆された。

②探究学習と教科学習を接続させるための学内教員の連携方法をとりまとめ
 今回の取り組みにより、探究学習を学校へ導入する際の課題は、教科・学科横断での教員同士の連携の創出ややり方を「知る」ことであることがわかった。そしてこの課題を克服するためには、授業実施者の選定のポイントを押さえ、相談・工夫改善ができるような「ティーム・ティーチング(TT)」や授業公開等の「知る」機会の創出が有効であることが示唆された。特に取り組みの初期段階では、教員の負荷が少ないことが必須。「すららSatellyzer」のように、指導書のある教材を活用することで、より効果的な運用が実現できると考えられる。